1. 1日10時間眠りたい……。デキない人へ贈る「時間管理方法」大全!:『時間管理の達人になってみた』

1日10時間眠りたい……。デキない人へ贈る「時間管理方法」大全!:『時間管理の達人になってみた』

by Yenra
 時間管理はビジネスマンの基本の「き」である。だからこそ、時間管理のノウハウ本は世の中にあふれかえっている。しかし、どれを読んでもピンとこなかったり、「わかっているけど、意志が弱くてできない……」と落ち込んでいる人もいるはずだ。

 本書『仕事がヘタすぎるから時間管理の達人になってみた』では、日常的にスケジュールが破綻している、自称“デキない人”の著者が送る“すごい下から目線”の時間管理術本である。著者が魔女に催眠術をかけてもらったり、腕時計を24時間つけっぱなしにしてみたり……。ありとあらゆる時間管理の方法を試した著者の実体験をベースにしている楽しい一冊だ。

 今回は、他の真面目な時間管理本にはないような時間管理の方法を紹介したい。

“快眠”で時間管理

出典:www.amazon.co.jp
 時間管理と睡眠は関係があるのだろうか、と疑う方もいるだろう。「効率良い時間管理をして、空いた時間は自己研鑽に充ててスキルアップ!」という時間管理本もある。それは仕事にとっても、自分にとっても重要だ。スキルアップして、給料が上がるということもあるかもしれないし、自己研鑽は自分の今後の生活に関わることだから否定はできない。

 しかし、快眠することで、起きている時間に多大な好影響を及ぼすことも確かである。快眠とは、長く寝てダラダラすることではない。自分が良く眠れる時間帯や方法を探し、効率よく安眠することである。自分の快眠方法を探ることで、起きている間の集中力がアップする。集中力がアップすると、仕事の時間が短縮できる。仕事の時間が短縮できたら、寝るも良し、自己研鑽も良し、好きなように時間を使える。1日10時間寝れる日もあれば、効率良く他の仕事に手を回すなど、時間をマネジメントし放題だ。

仕事用カバンの中身を整理する

 仕事における時間管理で、もっとも避けたいことは「遅刻」である。遅刻してしまう人は「遅刻癖」がついてなかなか治らない。自分でもどうにかしようと思っているのだが、いつの間にか家から仕事場までの出発時刻を過ぎてしまう

 出発時刻を過ぎてしまう理由は、人それぞれだろう。著者は、家から出る直前に探し物をしていて、ついつい遅刻をしてしまうようである。出発直前に「あれがない!!」と慌てないためにも、カバンの中を整理し、中に何が入っているか把握しよう。何も考えず、ポンポンと入れてはいけない。

 しかし、カバンの中身把握すると言っても最初のうちは難しいだろう。著者はバッグの中身に何が入っているか把握しやすいように、「バッグインバッグ」という方法をおこなっている。ポーチや小分けの袋に入れてあれこれ持ち歩けば、カバンを変えたいという気分のときも、簡単に中身を写すことができるし、抜け漏れがない。これで、出発直前に慌てることもないだろう。

24時間腕時計をつけっぱなしにしてみる

 時間管理ができない人の特徴として、「体内時計がルーズ」というポイントがあると著者は主張する。しかし、「体内時計」は信用ならない。楽しい時間はあっという間、つまらない時間はダラダラと過ぎていくように感じるからだ。これほど正確さに欠ける時計があるだろうか?

 最近は「スマホがあるから」と言って、腕時計をしない人も増えている。しかし、スマホで時間を見るには、画面の明かりをつけなければいけない。どう考えても、ワンクッション必要なのだ。著者はこれを「遠い」としている。時間はもっと「近い」ところで管理しなければいけない自分の体内時計に代わる正確な時間の基準は、「近い」ところになければ管理なんて出来ないのだ。

 そこで、24時間腕時計をつけっぱなしにしてみてはどうだろうか、と著者は考えた。これは、単に時間の確認を素早くすることが目的なのではない「正確な時間の基準を身体のすぐ外に置く」ことが目的だ。時間の消費を実感するひとつの方法として、試してみてはいかがだろうか。


 「時間管理」は几帳面な人、モチベーションが常に高い人しかできないと思われがちだ。人間なら誰しも気持ちの上がり下がりがある。それは当たり前のことであるし、恥じる必要はない。自分のモチベーションが下がっているときに、いかに自己管理できるかが勝負である。

 本書『仕事がヘタすぎるから時間管理の達人になってみた』では、他にも集中力を高めてやる気を出す「栄養ドリンクの使い方」という面白い時間管理の方法や、「やる気が出ない仕事のタスクの細分化」という真面目な時間管理の方法などがPart0からPart5まで紹介されている。気軽に楽しく時間管理をしたい方は、是非この本から始めて欲しい。

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