1. 20代でもヘッドハンターのスカウトで転職ってあるの? ◯◯業界では若いうちからスカウトされる!

20代でもヘッドハンターのスカウトで転職ってあるの? ◯◯業界では若いうちからスカウトされる!

出典:www.tharawat-magazine.com
 いつの時代も、ビジネスの世界における多くの経営者は、常に優秀な人材たちに自分の会社で仕事をしてほしいと考えているものである。もちろん基本的には将来性を見込んで、優秀そうな学生を新卒で採用し、先輩社員がイチから仕事のノウハウを教え、一人前の社員へと育成していくというのが一般的だろう。

 しかし経営者としてはピンチの時もチャンスの時も、ここぞというタイミングで力になってくれる、いわゆる即戦力の社員も欲しいものだ。さらに言えば、同業界に長くいるライバル社の、能力はもちろん人柄までもわかっている優秀な人材を味方に付けることができたのならば、百人力なことは間違いなしである。そんな経営者が求める人材を連れて来るのが、ヘッドハンターの仕事だ。

ヘッドハンターはどういう人物をスカウトするのか

 一般的にはヘッドハンターが依頼される仕事にも、以下の2種類がある。

・「こうしたことが出来る、これくらいの経験もある、何歳くらいの人物を」
・「A社にお勤めされている○○さんを」 

 前者は必要なスキルや経験や年代を具体的に伝えるもので、いわば求めている人材のイメージだ。ヘッドハンターはこの希望条件に合う人材を独自のネットワークや、転職サイトに登録している人などから探して、1人ずつコンタクトをとり、その後企業への橋渡し役となる。

 その一方、後者は企業が個人を直接指名してくるパターンである。前述のとおり、同業界でお互い何年も働いている場合、その人のスキルはおろか経歴や人柄もある程度把握しているものだ。企業としても確実に戦力として計算の出来る人材を求める場合はこちらになり、この場合は直接ヘッドハンターが指名された人材にコンタクトをとるのである。

 こうして、ヘッドハンターによるスカウトが行われるのだ。

ヘッドハンターによるスカウトでの20代の転職はあるの?

 世間のイメージではヘッドハンターによるスカウトでのビジネスマンの転職というものは、経験豊富で百戦錬磨なエグゼクティブや管理職を思い浮かべ、働き盛りと言われがちな30代、40代に多いと考えられているだろう。

 一般的にビジネスマンというものは、20代は吸収力や集中力は高く基礎的な体力もあるが、経験はまだまだであり、それが30代になってくると20代で得た知識やスキルを元に経験を積み重ねていく年代になる。40代を超えてくれば吸収力や集中力そして体力も20代の頃ほどではなくなってしまうものの、経験を元にした大局観や判断力などが研ぎ澄まされていくのだ。そして、この経験を活かした決断力や判断力、といった能力こそが一般的なビジネスの世界では最も重要視されるのである。

 しかし、例えばIT業界においてはどうやら様子が異なり、20代をターゲットとしたヘッドハンターによるスカウトがとても盛んだ。特によくターゲットとなる職種の代表は、アドテクエンジニア、WEBプロデューサー、ゲームディレクターなどが顕著である。

 進化の速いITの世界で新しいネット広告手法やサービスの枠組み、ゲームなどを次々と生み出している中心は、20代のエンジニアやクリエイターたちだ。いわゆる“もの心”がついたころからインターネットに触れて育ってきた、インターネットがあって当然の人々、いわば「ITネイティブ」とよばれる人たちは、ITの世界でビジネスとなりうる新しいきっかけを見つけては、新しい世界を構築していくことが自然に出来るのだ。経験としてのビジネスをたくさん知っている30代や40代と競っても、その「ITネイティブ」であるというポテンシャルのみで勝ててしまうことも多い。そのため、これらの職種は20代でも頂点を極めることができる職種であり、だからこそ20代でもヘッドハンターによるスカウトもとても盛んな珍しい職種かもしれない。

 ただ実際、ヘッドハンターによるスカウトをされるレベルの実力者であれば、会社からも高い評価で優遇されており、条件面での交渉はあまり意味がない。そして、開発に意欲を燃やしているといった仕事熱心な人が多いため、多忙であることもあまりマイナスに捉えている人は少ないようだ。しかしその一方で、20代ならではの「いったいどんな会社が自分を必要としていて、ヘッドハンターを通じてスカウトしようとしているのか?」という好奇心は旺盛であり、また「万が一失敗したとしても、まだまだ挽回できる」という転職時のリスクに対する意識が低いという2つの観点で、転職に対する抵抗感が低く、さらにはGoogleやAmazonのような世界で利用されるようなサービス開発を目指している優秀な人材たちは、意外とより良い開発環境を求めて転職することも多いのである。

 そのため、ヘッドハンターによるスカウトでの20代の転職は、あるのかという問いに対しては「ある」という回答となる。


 しかし、ヘッドハンターにスカウトをされるには、それ相応の人材でなければいけない。まずは吸収力や集中力が高く、基礎的な体力もあるという特権を活かして一生懸命働き、20代のうちから自身の能力を高めておくことが最も大事なことだ。

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