1. 現役アスリートも実践! メンタルが弱い人のための『働く20代のメンタルコントロール術』とは?

現役アスリートも実践! メンタルが弱い人のための『働く20代のメンタルコントロール術』とは?

by HotlantaVoyeur
 長い人生の中でも、多くの人にとって、学生から社会人になるということは、大きな変化である。学生時代は、似たような雰囲気の人たちに囲まれて過ごすことが多いが、社会人になるとバックボーンの異なる多くの人たちと関わらなければならない。

 外国人と話していて意見が合わない場合は、無意識に外国と日本の文化の違いがあることが前提にあるため、納得できないことがあっても違和感はない。しかし、自分と同じであるはずの日本人と意見が合わないと、「なんであの人はこう思えないんだ!」と自分の常識にとらわれて、相手に違和感を感じてしまう

 この「違和感」が「ストレス」になる。ストレスがたまると、落ち込んでしまったり、イライラしてしまう。そして時には、自分のメンタルが弱いと決めつけてしまう。

 本書『働く20代のメンタルコントロール術~なぜ、あの人はいつも結果を出せるのか?~』では、相手との違和感に気づき、どうしようもないストレスを感じても、心を落ち着けて上手くやっていく方法「メンタルコントロール」を提案している。

 今回は、自分自身が感じた感情別でどのようにメンタルコントロールを行うのが良いかを紹介したい。

自分が仕事に“不満”を感じた時のメンタルコントロール術

 「もっとこんな仕事がしたいのになぜやらせてくれないのか?」。このような不満を仕事で持つということは、自分の中でやりたいことが明確であるということだ。

 仕事はひとりでやるものではない。自分自身の実力や組織としてのバランス、そして自分自身の意思表示の多さや少なさ、いろいろなことを加味して上司もあなたに仕事を振るはずだ。

 もしやりたい仕事が自分に振られないのなら、まずは「もし自分が上司だったら?」と想像してみよう。一度冷静になって、自分に仕事をさせない理由を客観的に見つめ直してみるのだ。

 そこで自分なりに分析した答えを徐々にクリアしていけば、自分の好きな仕事を少しずつ引き寄せていけるだろう。

自分が仕事に“不安”を感じた時のメンタルコントロール術

 人間は自分で処理しきれないほどの情報や問題を抱えると身動きが取れなくなることがある。これはプレッシャーを感じてうまくそれらを処理できるか不安だからだ。

 もし身動きが取れなくなってしまたら、とりあえず仕事に取り掛かるのではなく、まずは今抱えている全ての仕事、それぞれの締め切り、その仕事の不安要素を紙に書き出していくと良い、と本書の著者は述べている。この作業は、「何が自分のストレスのもとになっているのか」ということを確認できる。

 頭の中だけで全て処理しようとするにはやはり限界がある。ストレスをためてしまい、「自分はメンタルが弱いんだ……」と悩まずに、まずは紙に書いてみよう。

 紙に書いたら、締め切りまでにしなければならないことをTo DoリストにしてそのTo Doにまた小さな締め切りを決めてみよう。あとはそれをクリアしていくだけだ。

 実は、あなたのメンタルが弱いからではなく、物事の見通しが立たないから不安になってしまうことを覚えておこう。

自分が仕事で“戸惑い”を感じた時のメンタルコントロール術

 自分の仕事中に「これはなんだろう?」と疑問が生まれた時、周りが忙しそうで声をかけるのをためらってしまうことはあるだろうか。もしあるとしたら、あなたは著者のいう「評価グセ」にとらわれている可能性がある。

 「評価グセ」とは、「今他の人に声をかけたら嫌がられるんだろう」という“読心”や、「上司なんだからこのくらい前もって教えるべき」という“べき思考”のことを言う。このクセのせいで、必要以上にストレスを作り出してしまうのだ。

 確かに、他の人に声をかけて、「そんなこともわからないの?」というキツい言葉は浴びせられることもあるだろう。しかし、このようなショックな出来事は、心の準備ができていれば、メンタルの弱い人でもあまりストレスを感じずに受け入れることができる。例えば上記のように言われたら、「申し訳ありません、ちゃんとメモを取って同じことを繰り返さないようにします」というセリフをあらかじめ用意しておくのだ。

 相手が嫌な反応をしても、その反応が自分の予測通りなら、その後の受け答えもスムーズに、かつ、ストレスも緩和できると本書では述べられている。


 仕事で悩まない人はいない。もし悩んでも、あなたのメンタルが弱いと決めつけてはいけない。問題には必ず解決策がある。悶々と悩まずに、ひとつひとつ課題をクリアしていくことが、ストレスの軽減につながるだろう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する