1. 観れば必ずコーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画5選。休日はコーヒー片手に映画はいかが?

観れば必ずコーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画5選。休日はコーヒー片手に映画はいかが?

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 世の中、コーヒーが大好きなビジネスマンの方は大勢いることだろう。朝食とともに、仕事の合間に、帰宅後の落ち着いた時間に。日常の様々な時間をコーヒーとともに過ごしている人は多いはず。

 休日とて例外ではない。むしろ休日こそ、コーヒー片手に映画鑑賞、なんてホッとするひと時を過ごし方をしたくなるものだ。

 そんな人々へ向けて、今回は「観たら必ずコーヒーが飲みたくなる」ような映画を集めてみた。休日、コーヒーを飲みながら楽しめる映画を5つ紹介していこう。

コーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画#1:『コーヒーを巡る冒険』(2012)

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 ドイツ・アカデミー賞において、見事6部門で賞を獲得した『コーヒーをめぐる冒険』。

 映画の舞台はドイツ・ベルリン。大学を勝手に中退したにもかかわらず、父親には黙ったまま“考える”日々を過ごしている一人の青年、ニコが映画の主人公だ。恋人の家で一杯のコーヒーを飲みそこなった、そんな朝から彼のツイてない一日が始まる。

 この映画は、ベルリンという街の美しさをモノクロ画面で堪能できる、非常に秀逸な映画になっている。歴史的にも大変興味深い過去を抱えたベルリンという街の真実を、一杯のコーヒーを追いかけるニコの一日に合わせて、見事に切り取りだした。

 『コーヒーをめぐる冒険』は見終わってみると、まるで一杯のコーヒーを飲んだ後のような独特の安堵感で心が満たされる、そんな映画だ。コーヒー片手に過ごす休日としてもうってつけだが、人生で立ち止まりたくなったときに見る映画としてもおすすめしたい。

コーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画#2:『Coffee&Cigarettes』(2003)

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 人々がただコーヒーを飲みながら煙草を吸っているだけの、とりとめもない話を集めたオムニバス映画『コーヒー&シガレッツ』。

 俳優たちが皆実名で登場し、各々のストーリーを展開していくこの映画。それぞれのストーリーに明確な意図や思考はないのだが、登場人物たちの些細な表情や間を読み取っていくうちに、語られていない人々の関係やユーモアを感じることができる。

 一般的に、映画とは主となるテーマが存在し、その主題に沿って展開されていくものなのだが、この『コーヒー&シガレッツ』にはそんな要素が微塵も感じられない。“意図をもたない”というのが意図なのか、映画を通して何かを学べるような、そういった映画にはなっていない。

 むしろそれこそ、この映画が自身を「至福のリラックスムービー」と謳う所以なのかもしれない。とりとめもない人々のおしゃべり、コーヒーとともにゆっくりと流れていく時間。普段忙しい日々を過ごしている人にとって、時間とはこうもゆるやかに流れているものなのだ、と再確認させてくれる、そんな映画になるだろう。

コーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画#3:『かもめ食堂』(2006)

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 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこがトリプル主演を務めた映画『かもめ食堂』。日本を飛び出し、フィンランドにやって来た「サチエ」が始めたのは、おにぎりをメインメニューにした日本風の食堂だった。

 最初こそ心の底から怪しんでいたフィンランド人だったが、「ガッチャマン」のアニメで流れる曲の歌詞を覚えたくて、シナモンロールの匂いにつられて、または誰が淹れてくれるコーヒーが飲みたくて彼らは食堂を訪れるようになる。

 全くもって飾らない、等身大のままを暮らしているフィンランド人と、少々訳アリで日本を飛び出してきた3人の日本人。文化的にも言語的にも、本来なら全く接点のなかった人々の日常が「食堂」という点で出会い、交わることで紡がれていく“毎日”。

 淡々とした日々の中に、それぞれの人生がありドラマがある。他人からしたらどうしようもなく笑えてしまうようなことだって、当の本人は大真面目。凝った工夫なんてしなくても、見ているだけでユーモラスな誰かの“日常”が、この映画には溢れている

 映画の中で登場する、コーヒーを美味しく淹れるためのおまじない、「コピ・ルアック」。映画を見て、ハートフルな日常に触れたら、あなたも美味しいコーヒーが飲みたくなるはず。代り映えしない日常に退屈を覚えたら、ぜひ観ておきたい映画である。

コーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画#4:『レナードの朝』(1990)

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 こちらは上記の3作品とは趣異なる、実話をもとにしたヒューマンドラマ『レナードの朝』。人付き合いが大の苦手な医師・セイヤーはひょんなことから、「嗜眠性脳炎」という発症すると何十年も石のように眠り続ける難病を抱えた患者の治療にあたることに。

 そんな中、パーキンソン病の新薬に目をつけたセイヤーは、患者の一人・レナードに投与を試みる。そして数日後、なんとレナードは30年ぶりに目を覚ましたのだ。生きる喜びや、恋愛を愉しむレナードであったが......。ここまでが大まかなあらすじだ。物語の顛末は、ぜひご自身の目で確かめてもらいたい。

 この映画では人と人との付き合いを媒介するものとして、コーヒーが多々登場する。セイヤーとレナード、セイヤーと彼を支える看護師・エレノアなど、人付き合いが苦手な者同士のコミュニケーションツールとしてコーヒーが使われているのだ。

 鑑賞後、きっと大事な人とコーヒーが飲みたくなる。この映画はそんな作品になっている。

コーヒーが飲みたくなる、大人の休日映画#5:『おいしいコーヒーの真実』(2006)

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 あなたがコーヒー好きなら、ぜひ一度観ておくことをおすすめしたい映画『おいしいコーヒーの真実』。一杯300円程度のコーヒーからコーヒー農家が得る収入は、たったの3円ほどだということをあなたはご存知だろうか。

 コーヒー一杯から世界を見つめ直す、フェアトレードの真実を描き出した本作品。1日に約20億杯飲まれているという、全世界で最も日常的な飲み物であるコーヒー市場の陰の側面を、見事に映像として切り取り出している。

 この映画を観ると、いつも当たり前のように飲んでいたコーヒーを見る目が、きっと大きく変わるはず。我々先進国の“当たり前”を支える世界の現実が、あなたの前に映し出される。目の前の日常ばかりに向きがちな視線を、世界へと広げる良いきっかけになるだろう。


 以上、コーヒーが飲みたくなる大人の休日映画を5つお届けした。休日や空いた時間にどんな映画を観ようか迷ったとき、本記事が良い参考になれば幸いだ。

 あなたの優雅な休日のお供として、コーヒーと映画のセットはいかがだろうか。

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