1. 心満たされる断捨離をする2つのコツ。全家財道具を倉庫に預けた男に学ぶ『365日のシンプルライフ』

心満たされる断捨離をする2つのコツ。全家財道具を倉庫に預けた男に学ぶ『365日のシンプルライフ』

出典:www.bemz.com
 既に過去幾度かブームになった“断捨離”。影響を受けて断捨離にチャレンジしたものの、「たくさん捨てたけれど、結局また増えてしまった」「捨てすぎて物が必要以上になくなってしまった」なんて方もいるのでは。

 そんな中、ムーミンとサンタクロースの国・北欧はフィンランドから、自分の持ち物全てを倉庫に預けた男の物語が、『365日のシンプルライフ』という映画になってやってきた。

 自分にとって、今一番必要なものはなにか。断捨離の根幹的概念を365日徹底し、“体感”し続けた彼のストーリーから、日本のビジネスマンへ、心満たされる断捨離のコツをご紹介しよう。

断捨離のコツを体感した男は、実話がモデル。

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 映画の舞台は、北欧の国フィンランド。付き合っていた彼女に振られてしまった主人公ペトリ。その失恋がきっかけとなり、モノに溢れた自分の部屋が心底嫌になってしまう。そこで彼は、自分の部屋にあった全てのモノを倉庫に預けることを思いつくのだ。

 生半可な“全て”ではない。文字通り、「家財道具から洋服に至るまで」全てのモノを彼は倉庫に預ける。彼のシンプルライフは全裸から始まったのだ。既に常軌を逸した展開だが、まだ驚くことなかれ。最も驚くべきは、この映画、なんと主演/監督を務めたペトリ・ルーッカイネン氏の実体験を映像化したものなのである。

 幸福度No.1の国、フィンランドで繰り広げられるペトリのシンプルライフから、究極的断捨離のコツを見ていこう。

究極的断捨離のコツ①:不要なモノも、あっていい

by .hj barraza
 モノの多さに嫌気が差して、全てを倉庫に預けたペトリ。彼が決めたシンプルライフのルールは、「1日1つだけ、倉庫からモノを持ち出して良い」ということだった。

 身を覆うためのコートに始まり、日ごとにモノを増やしていくペトリ。モノが増えることは、彼にとってとても幸福なことだった。だが、ある一定数モノがそろった段階から少しずつ、「モノの量=幸福度」ではないということに彼は気が付き始める。

 そこから彼が気づいたこと、それは「生活に必要な物だけがあっても、人生は豊かにはならない」ということだった。

 断捨離のコツとして比較的最初の段階で挙げられるのが、まずモノを“必要”と“不必要”に分けることだろう。だがそのやり方では、人生を織り成している日々の生活はクリーンになっても、あなたの人生は豊かにならないのだ。

 人生を彩るモノ、それは趣味であったり自己成長であったり様々であり、物質的なモノではない。しかし、趣味に取り組むため、または頑張っている自分への褒美......など、心を満たして人生を豊かにする行為のためには、モノが必要なのである

 断捨離だからといって、何でもかんでも生活レベルで“必要”、”不必要”と分けるのではない。あなたの心にとっての“必要”、”不必要”で分ける視点も大事なのだ。

究極的断捨離のコツ②:誰のためのモノかを考える

 ペトリは、上記のコツに加えてもう一つ、大事な断捨離のコツに気付く。それは「誰のためのモノか」を考えるということだ。作中でペトリに新しい恋人ができるのだが、その恋人がアウトドア好きだったために、彼は次々とアウトドアに必要なモノを揃えていく。

 ここで彼のモノ選びの判断基準は、“自分”から“他者”へと移った。誰かのためのモノを揃えるようになったのである。自分だけのことを考えるのではなく、自身の大切な人と暮らしていくために必要かどうか、という新たなモノ選びの視点を彼は得たのだ。

 一人暮らしだったり、現在恋人がいなかったり、そういった方にはピンと来ない話かもしれないが、これはあなた自身の人間関係とも繋がっている非常に重要なポイントなのだ。恋人、家族、友人あるいは同僚でも良い、誰かのために必要なモノを揃えるという行為は、その人との関係性をより良いものにする効果的な心掛けとなる。

 自分に必要なものであるか、ということに加えて、他者とのより良い生活のために必要かどうか、という点を意識することも、断捨離では重要なコツ。断捨離は人生を豊かにするために行うものであり、ただモノを捨てる行為ではない。断捨離のみならずこれからあなたがモノを買うときも、役立つ視点となるだろう。


 以上の2点が、『365日のシンプルライフ』から学ぶ断捨離のコツである。断捨離のコツは具体的な行動というより、断捨離に対する考え方にあるのだ。映画が気になったという方のために、以下に映画の予告トレーラーを掲載しておこう。


 ペトリの断捨離論が、あなたがより豊かな人生を歩むために役に立つことを祈っている。


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