1. 会社を辞めたい人へ! 「好き」で「食う」が実現できる方法を徹底指南:『そろそろ会社辞めようかな』

会社を辞めたい人へ! 「好き」で「食う」が実現できる方法を徹底指南:『そろそろ会社辞めようかな』

出典:pixabay.com
 「今勤めている会社を辞めたい!」。そして好きなことで食べていけたらどんなに良いだろうか。好きなことで食べていけることほど、幸せなことはない。「好きこそものの上手なれ」で、好きな分野ならば自分のスキルもどんどん上がっていくことだろう。

 しかし、実際に会社を辞めて、好きなことで食べていくとしたら、家族や自分自身を路頭に迷わせてしまうのではないか。今、社会のレールを外れたら、もう元の職場には戻ってこれないのではないか。好きなことを追い求めることは、結局孤独なのではないか。

 このように様々な不安要素が自分の頭の中を駆け巡り、会社を辞めたいのに身動きが取れなくなってしまう人が数多くいることだろう。

 本書『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』は、好きなことし続けたいが身動きが取れない……という人のために、必要な知識を豊富に取り揃えている。

 「会社を辞めたい」「仕事を辞めたい」という人だけでなく、前向きに「独立したい」という人にもおすすめの一冊だ。今回は、「好き」で「食う」ためには何が必要かを紹介する。

とにかく会社を辞めたい! 「好き」で「食う」ための3要素

 「好き」で「食う」ためには3つの要素が必要である、と著者は語る。それは「バリュー」「システム」「クレジット」である。多くの人は、商品やスキルそのものの価値である「バリュー」が一番大事であると思いがちだが、実はシステムとクレジットの2つが重要なのである。

 好きなことなんて、大体の人が黙っていてもやる。一番重要なのは「好きなこと」を「お金」に変身させることである。つまり著者は、「好きなことだけをただ単にやっていてもお金にならない」ということを言いたいのだ。

 そこで我々はお金が入ってくるシステム(プロフィットモデル)を考えなければならない。それから、「クレジット」と呼ばれる個人や企業の信用を得なければビジネスとして破綻してしまう。このクレジットは、個人で会社を興す際に一番の壁になり得る。独立すると、信用がサラリーマン時代の10分の1から20分の1になるといわれているからである。やはりここで「企業」と「個人」の差を見せつけられてしまうのは、仕方のないことなのだろう。

会社を辞めたいならば、まず「好き」を工夫する

 会社を辞めて独立するにあたって、何をやるかはさほど問題ではない。問題は、“どのように稼ぐか”である。会社を辞めて好きなことをするのは結構なことであるが、好きなことを工夫なくただ単にやっていてはお金は稼げない。

 ビジネスにはいつでも工夫が必要だ。写真を撮ることが大好きで、それで食べていきたいと思っている人がいたとする。カメラマンは世の中にたくさんいるが、その中で生き残っていくにはもちろん工夫を凝らさなければならない。

 そこで著者は、カメラマンが観光地で観光客に写真を撮ってやり、サイトのQRコードが書かれた名刺を配って、家に帰ったらクレジットカード支払いで写真を有料DLさせる仕組みを提案している。

 このように自分の好きなことでも、ビジネスに工夫を施すことで、客は気軽に支払いができ、こちら側もなんとか食べていけるようになるのだ。

自分の唯一の“ピース”を見つけ、世の中に出す

 著者曰く、「誰もが皆、何らかのミッションを持っている」。自分の魂から出てくる「好き」なことは、一人ひとり違っていているはずで、他の人の“ピース”とは重ならない。

 自分の持っている想いやコンテンツを世の中に出し、評価されることが先ほど述べた「好き」で「食う」ための要素の1つである、バリューになるのだ。とにかく自分の好きなことを社会に発信すること、自分の内面にやるべきミッションを見出すことは人生を豊かにするステップである。


 「会社を辞める」ということは、組織から抜けるということだ。孤独でないはずはない。誰からの信用もなくゼロからスタートすることは、とても苦痛である。しかし、ただ「社畜」として仕事をこなしているよりもずっと「生きていると感じる」と著者は主張する。「辞めたい」と思うこと自体はタダである。しかし、実際に好きなことで食べていくことにはそれ相応の覚悟が必要だ。苦労の先に成功があると信じて、好きなことを追い求めてみるのも良いだろう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する