1. ただの金持ちは本当に幸せか? “成功”と“幸せ”を手に入れる珠玉の知恵:『ユダヤ人大富豪の教え』

ただの金持ちは本当に幸せか? “成功”と“幸せ”を手に入れる珠玉の知恵:『ユダヤ人大富豪の教え』

by Tax Credits
 「お金持ちになりたい」「人生で成功したい」「幸せになりたい」「どうやったら幸せな人生が送れるのか」……このように考える人は少なくない。お金持ちになれれば幸せになれる、とは限らないが、幸せな生活を送るにはお金も少なからず必要である。

 一方、お金持ちになっても、幸せでなければ意味はない。お金だけあっても、心がすさんでいては自分の人生を鮮やかに彩ることはできない。

 若くしてアメリカにアメリカに旅立った著者が、そこで出会った大金持ちの老人の話をもとにして書いた、本書『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』には、何歳からでも参考にできる「幸せになるための生き方」が絶妙に書かれている。物語としても、自己啓発としても手に取る価値のある一冊であることは間違いないだろう。

 ここでは、本書『ユダヤ人大富豪の教え』で実際に紹介されている「幸せになるための生き方」にフォーカスして紹介していきたい。

幸せな金持ちは自分を知り、大好きなことをやる

 就職活動のときに出てきそうなワードであるが、「自分を知る」というこの言葉は間違いなく真である。いつ何時も、自分を知ることを怠ってはいけない。弛まず自分を知る努力をし続ければ、自分が本当に「したいこと」や「なりたいもの」も見えてくる。

 自分が誰かわかるということは偉大である。その点、日本の「新卒一括採用」は若者に「自分が何者であるか」「最終的に何になりたいのか」と考える暇を与えないため、「退屈な人生の終身刑」を科していると著者は述べている。

大好きなことを仕事にする

 「大好きなこと」とは、「全身全霊でやれること」と本文中にて定義されている。大好きなことを仕事にするべき理由は、心から熱中できることをやればいつの間にか成功しているからである。何かに熱中している人物は、外から見てもエネルギッシュで魅力的である。ただそれだけで他の人は、その人物を応援したいと思うだろう。

「大好きなこと」と「得意なこと」は違う

 多くの人はこの2つを混同させてしまいがちであるが、「大好きなこと」は「得意なこと」とは違い、もっと静かで、落ち着いたものである。「得意なこと」は高揚感がありワクワクするが、「大好きなこと」は周りの人間がたとえ評価してくれなくても、自分がそれをしているだけで楽しく、時間を忘れてしまうのだ。

 大好きなことに夢中になっている過程で、いつの間にかお金という「結果」も一緒についてくるのである。

幸せな金持ちは、人脈を使いこなす

 人脈と一言で言っても漠然としているが、人脈は時に価値観すら変えることのできる魔法である。著者自身も、アメリカでユダヤ人の大富豪と出会ったことで本を書き、ユダヤ人から成功するヒントを得た。「大切である」といつの時代も豪語される「人脈」について、改めて考えてみたい。

人脈において「類は友を呼ぶ」のは本当か?

 人は、同じような人間でグループをつくりたがる傾向にある。多くの人間が一堂に会するパーティーや学校でさえ、いつの間にか同じようなレベルの人間がグループをつくっている。人間は、お互いの微妙な違いを嗅ぎ分けるのだ。

 もし自分がもう1ランク上になりたいのであれば、自分より少し格上の人物と付き合うことである。そのグループにはじき出されないように頑張っていれば、いずれ「なりたい」ランクの人物にふさわしい人間性が出てくるはずだ。

なぜ人脈が成功に必要か?

 いい人脈は、いい情報を呼ぶ。いい情報は、いいお金を呼ぶ。あなたが信頼している人脈は手放してはならないのだ。そして自分自身も信頼を勝ち得たなら、成功の道を半分いったものと同じである、と本書では述べられている。

 例えば自分の周りに、300人の知り合いがいたとする。その知り合いにも300人の知り合いがいたとしよう。もうあなたには9万人の人脈があるのだ。さらに9万人の人脈一人一人に300人の知り合いがいたら、2700万人まで人脈が広がることになろう。

 最初の300人に誠実に関わり、信頼を勝ち得たら、そこから口コミのパワーで2700万人にまでアプローチできるのだ!

 このように、自分がもし自分と同じような人とばかり付き合うようなコミュニティにいたとしても、自分の知り合いの知り合いまで辿れば膨大な人数と関わることができる。300人の「信頼を勝ち得る」ことは、2700万人の信頼を勝ち得ることとほぼ同じであると言って良い。幸せな金持ちになりたい人は、ぜひ周りの人脈を大切にしていってほしい。

幸せな金持ちは、失敗とうまく付き合う

 誰しも失敗をする。発明家はもちろんのこと、有名な経営者や金持ちであっても破産していたり、投獄されていたりするものだ。しかし、「失敗をした」ということは、裏を返せば「挑戦した」という名誉あることなのである。

 成功していないという現実を受け入れたときに、初めて失敗は生まれる。そして「失敗=災難」であると考えないことも重要である。

 失敗とうまく付き合うには、「今」にフォーカスするのが良い。マイナス思考の人間は過去の経験など失敗にとらわれ、プラス思考の人間は、未来のことばかり考えている。失敗は、未来に絶望したときと、過去の体験を無駄だったと考えたと判断したときに確定する

 人生は、今自分が作っているもので、この瞬間に目の前で起きていることそのものだ。未来で「やりたい!」「なりたい!」ことの計画ばかりをしていては、目の前の人生を逃してしまう。

 人生を謳歌するには、今心から楽しめることを全身全霊でやることであり、その生き方が魂の喜びと経済的な豊かさを同時にもたらしてくれる。


 成功するには、エネルギーがたくさん必要だ。それがなんであれ、好きなことであれば自分の時間も何もかも惜しみなく捧げられるだろう。

 もし自分に好きなことがなくても、焦る必要はない。目の前にあることを愛し、自分の小さいころ好きだったことを少しずつ始めることで人生のヒントを見つけることもできる。そして最終的に、好きなことをエネルギッシュに続けていれば、幸せな金持ちになれるのだ。

 ここでは「幸せになるための生き方」しか紹介できなかったが、金持ちになりたい人は実際に、本書『ユダヤ人大富豪の教え』を手にとって、「金持ちになる方法」も是非学んで欲しい。

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