1. 不満な「会社人生」に終止符を打って分かった『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』

不満な「会社人生」に終止符を打って分かった『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』

不満な「会社人生」に終止符を打って分かった『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』 1番目の画像
by Marc Brüneke

 「会社を辞めたい」「仕事がつまらない」「周囲に馴染めない」「人間関係が面倒くさい」「やりがいを感じられない」「希望していた仕事と違う」……どの不満も、会社という組織に所属したことのある人間なら一度は持ったことがあるのではないのだろうか。

 仕事の年数を重ねていくにつれて、人事に関する適正な評価を求めたり、確立された自己流の仕事の仕方と周りの仕事の仕方とのギャップに悩まされたりなど、組織に不満が募ることはある意味「自然」というべきでもある。

 本書『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』の著者は、京都大学を卒業し、興味の無かった大手百貨店に18年間勤務。42歳で退職、起業をした。大手百貨店に入社して数年は会社に馴染めず、働く意義も見出せなかった。そのような著者の反省は、組織で働く者にとって参考になることばかりに違いない。

『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』のハイライト

会社人生は長い。早く本気になったほうが、最後に勝利を収めることができる

会社人生は長い。早く本気になり、長く走り続けることで、最後に勝利を収めることができる。だから、仕事や職場への違和感があっても、時間を無駄にしないで早く仕事に打ち込もう。

中間管理職になったときには、自分の成果に思い上がらず、上司にとって使いやすい人間であることにも意識を向けるのは、組織で生きるために重要なことである。

勉強は常にするべきだ。必要な分野についての教科書となるものから体系的に知識を身につけ、現実と照らし合わせて理解を深め、ビジネスをマクロで見られるような洞察力を育てる。

出典:僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと | 本の要約サイト ...

会社に不満を抱くビジネスパーソンへの金言①

入社したその日から社長を目指せ!

 会社に不満を感じていた著者にとって、会社はあくまで「自分が生活するためにお金を稼ぐ場所」でしかなった。

 つまり、学生のアルバイトのような目的意識ぐらいしかなかったのである。大学生がする「アルバイト」は生活費や飲み代、デート代などの娯楽費のためが大半の目的を占めるが、「会社で働くこと」はまた違う。

 人それぞれ会社に求める要素は違うものの、常に向上心を持ち、モチベーションを高く持ち続けることを意識しなければならない

 向上心の高い人が毎日1%ずつ前日より頑張るとする。すると、一年後には1.01の365乗となり、他人より38倍も頑張ったことになるのだ。

 著者の同期の多くがのちに経営層へと出世を果たしたが、出世した彼らは常にモチベーションを高く維持していたという。彼らはこのように毎日数%ずつ努力していたのだ。

 働いている以上、「会社人生」というゲームからは逃れることができない。少しでも高みに登りたいのであれば、入社したその日から社長を目指す覚悟で全力疾走するべきなのだ。

会社に不満を抱くビジネスパーソンへの金言②

「自分は正しい」と思い上がるな!

 著者が課長になり、仕事への熱意が高くなってきた時期に、会社は役に立つ人材の選別を始めた。しかし著者はプライドが先行してしまい、我流の仕事術で上司と衝突するなど、上司から指示に穏やかに従えないでいた。

 そんなプライドの高かった著者だからこそ、気付けたことがあった。会社という組織の中で生き残れる人材は「トップのために自分の哲学や生き方を曲げることができる」のであると。

 その柔軟さは絶対に武器であり、自分の信念を曲げずに組織に反発することよりも評価が得やすいのである。

 「自分は正しいことをしているのにもかかわらず、会社から適切に評価してもらえない」「評価が適切にされないことが不満で、会社を辞めたい」と少しでも思ったら、まず自分が思い上がっら行動をしていないか振り返り、時に「折れる心」を持つことを覚えておくといい。


会社に不満を抱くビジネスパーソンへの金言③

仕事に興味を持て! そして勉強しろ!

 会社に不満があって、会社を辞めたい。いつか会社を辞めて、フリーランスとして自由に働きたい。

 そういったことを視野に入れている人は、絶対に勉強をし続けるべきであると著者は語る。自分の仕事に関連する分野の本を読むことなど、もちろんのことである。そして、それぞれの分野のコアとなる教科書を読むことも欠かせない。

 自分の仕事に関連する本を読み勉強することは、自分の会社の重大な変化を予測するという洞察力も養うことができる。変化を予測すれば、その変化を乗り越えていくための解決策も同時に考え出すことができるようになるのである。

 「会社を辞めたい」と思い悩むだけでは、そのような不満ばかりが頭の中を支配して何も手につかなくなる。不満がたまり心に余裕がなくなれば、自分のしている仕事への熱意も湧くわけがない。

 「会社を辞めたい」と不満に思っていても、まず自分の仕事を極めることは重要であり、勉強し続けていれば人事から適正な評価を受けることもできるだろう。

 会社という組織は結局、人と人の関係から成り立っている。「自分には合わない」と心を閉ざしてしまえばそこで終わりなのだ。

 何も成長しない。自分の成長を自分で殺してしまう。自分の成長を殺さないためにも、会社に不満を感じたら自分自身に「自分はこのままでいいのか」「もっとこの組織でやれることはないのか」と何度も自問自答してみると良いだろう。

考え方を改めても、会社に対して不満しか持てない人へ

 記事を読んでみて「もう少し仕事を続けてみようかな……」と思えた人もいれば、「やっぱり会社には不満しかない」という人もいるだろう。

 「会社を辞めたい」「仕事がつまらない」「周囲に馴染めない」「人間関係が面倒くさい」「やりがいを感じられない」「希望していた仕事と違う」「給料と仕事内容が見合っていない」

 会社への不満はさまざまだ。不満を持ち続けたまま働いても、スキルは上がらず、キャリアも積めないままである。

 不満な気持ちが消えないままという人には、今の不満を洗い出した上で転職活動を始めてみることをオススメしたい。

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