1. 「ターゲットの特定なんてしなくていい!」――ホリエモンが教える、事業継続に必要なたった1つのこと

「ターゲットの特定なんてしなくていい!」――ホリエモンが教える、事業継続に必要なたった1つのこと


 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.556〜ビジネスに愛情を持とう!?〜」では、ホリエモンが起業を志す人なら誰もが考える「事業継続のコツ」を語った。

 今回取り上げた質問は、「CtoCのクラウドソーシングについてアイデアください! 今後は、AirBnBなどを筆頭に、世の­中で活用されてないリソースを最適化するサービスがさらに流行ると思います。­

 そこで『育児休暇中のビジネスウーマンや主婦の空いた時間』をうまく利用したサー­ビスを考案中です。継続性/高単価がポイントかと思いますが、下記アイディ­アのうち、堀江さん的に何が事業継続性が高いでしょうか。個人的には観光向けガイドか­ペットと感じております。

・家事、掃除代行
・料理宅配
・インバウンド観光客向け旅行ガイド
・出張マッサージ
・ペットお預かり
・ベビーシッター

 TaskRabbitのように幅広く展開するのは運営コストが高そうなので、特化した­ものを作っていきます」という質問。

ホリエモン「ターゲットを特定する必要はない!」


 ホリエモンは、「育児休暇中のビジネスウーマンや主婦の空いた時間をうまく活用したサービスとしては、例えば『シュフティ』とかが幅広く展開して成功しているね。そこからさらに絞り込むというのは、シュフティがある以上あまりうまくいかない気がするけどね」と回答。

 「正直、全体的に今更な感じがする」とぶった切るホリエモン。2014年に上場したクラウドワークスを始め、空き時間を活用するビジネスは既に数多く存在する。

 質問者は、その中でも女性にターゲットを絞り、サービス内容も固定しようとしている。しかし、既により広い領域で成功しているサービスがあるため、単に事業を絞っても意味がないというのがホリエモンの考え。

 さらに、ホリエモンは「(事業モデルを考えるときに)ターゲットを特定する人が多いけど、そんな必要はないよね」と畳み掛ける。一般に、ターゲットの特定はその事業だけの強みを作り、競合他社との差別化を図るのが狙いだ。

 つまり、強みを作るという前提があって初めてターゲットの特定は意味をなすが、今回の質問者はそれを考慮していない。どの分野に絞るべきかをホリエモンに質問しているのが、まさにその証拠だろう。

ホリエモン「自分のビジネスに愛情を持てる?」


 続けてホリエモンは、「『堀江さん的に継続性が高い事業計画はどれですか?』とか聞いているけど、そんなの関係ないよね」と批判を続ける。

 「大事なのは、実行者がビジネスに愛情を持てるかどうかだよね」とビジネスの継続に最も必要な要素を語った。

 例えば、今回のゲストで株式会社DogHuggy 代表取締役の長塚翔吾氏は、空いた時間を使って、一時的に他人のペットを預かることができるサービス「DogHuggy」を運営する。

 これも質問者と同じで空き時間を活用したサービスだが、ホリエモンは「自分なら、このサービスは続けられない」と語る。しかしそれが実現されているのは、ひとえに長塚氏の犬に対する深い愛情があるからだ。

 事業を起こせば辛いことは必ずある。そのときに踏ん張れるかどうかを左右する要素は色々あるはずだが、結局は自分がそのサービスを実現させたいと思うかどうかに帰着するはずだ。

 「何か事業をやりたい」という思いから起業を考えると、時流や市場を考えた「客観的に勝てそう」な事業ばかりを考えてしまう。しかしそれでは、逆境に立ち向かう負けん気がなかなか湧いてこない。

 「この事業をやりたい!」という強い思いがあれば、困難にも立ち向かえる。ホリエモンがいうように、ビジネスで大切なのは他人の評価ではなく自分がその事業を愛することなのだ。

 ホリエモンが事業継続のコツを語った「堀江貴文のQ&A vol.556〜ビジネスに愛情を持とう!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!


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