1. 「1億円を稼ぎ出す」9歳児YouTuber・エヴァン君はなぜ誕生したのか?

「1億円を稼ぎ出す」9歳児YouTuber・エヴァン君はなぜ誕生したのか?

出典:saten.ir
 「HIKAKIN(ヒカキン)」、「はじめしゃちょー」、「マックスむらい」などの登場により、日本のYouTube市場は、ここ2〜3年で大幅に成長した。今では中高生の夢の一つに「YouTuber(ユーチューバー)」が挙げられてしまうほどである。

 そうはいっても日本のYouTube市場の規模は海外のものと比較すると、まだまだ小さなものだ。HIKAKINの年収は1億円を超えると噂されているものの、海外のYouTuberには、4億円近い年収を稼ぐとも言われている「PewDiePie」などが存在しているため、日本の市場に限界を感じずにはいられない。

 そんな中、ある"少年”YouTuberの人気が急上昇している。それが、「EvanTubeHD」こと「エヴァン君」だ。エヴァン君は9歳にして年収1億5000万円以上を稼ぎ出す、海外で話題の超大物YouTuberである。今回は、エヴァン君がなぜこのような大スターになることができたのか、その理由を紹介する。

エヴァン君って、いったい何者?

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 エヴァン君とは、2004年6月生まれの9歳の男の子ということ以外は、国籍や住所などは一切明かしておらず、謎に包まれた子供だ。

 エヴァン君がYouTube上で行っていることはいたって単純。子供向けおもちゃやお菓子を紹介するだけだ。たったそれだけなのにも関わらず、今や動画の視聴者数が全世界で2億8,000万人に届く勢いである。視聴者数の増加に伴い、エヴァン君の動画にはスポンサーがつくようになり、その広告料だけで1億5000万円以上を稼ぐスーパーキッズとなったのだ。

 では、彼のどこにそこまで人を引き付ける魅力があるのだろうか。

エヴァン君は「ただの小学生」だからこそ売れた

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 エヴァン君がYouTube市場にヒットした理由は多数ある。中でも最大の理由なのが、エヴァン君が「ただの小学生」であることだ。

 エヴァン君がYouTubeで行っていることは、前述した通りおもちゃなどの紹介である。おもちゃやお菓子を欲しがるのは子供たちの為、当然レビューを参考にするのも子供たちになる。エヴァン君は、子供たちにとってレビューの機能を果たしているのだ。素直におもちゃで遊び、素直に感想を述べる。エヴァン君の「小学生ならではの」素直さがYouTube市場でヒットしたのだろう。

 ちなみに、エヴァン君の父親は「YouTube以外の場所では普通の小学生として生活させたい」と考え、Youtubeで得た収入はエヴァン君の口座に保管しているのだとか。あまりに態度の変わらないエヴァン君を目にした視聴者たちの間では、エヴァン君自身は自分が持つチャンネルの規模を理解していないのでは、とも噂されている。

実は今、海外で人気なのは「子供向け」チャンネルだった

2015年3月に行なわれた調査で、最も人気のあるYouTubeチャンネルに選ばれたトップ5の内、なんと4チャンネルが子供向け番組でした。

出典:1億円稼ぐ9歳のユーチューバー登場!今YouTubeはキッズが大金を稼ぐ ...

 日本ではやはりHIKAKINなどが根強い人気を持つが、海外では今「子供向け」番組がかなりの人気を占めている。かつて最も人気とされていたYouTubeチャンネル「テイラースウィフト」も、今では2015年のランキングでは5位に転落してしまった。YouTubeの人気は「音楽」から「玩具」へと変化しているのだ。

 エヴァン君の人気も、こうした市場の変化を受けて上昇しているのではないだろうか。エヴァン君が単独で伸びてきたのではなく、子供向け番組というカテゴリがYouTube全体のなかで需要を高めた結果としてエヴァン君の人気が上昇したのである。日本ではなかなか見られない現象なだけに、海外とのギャップを感じずにはいられない。

エヴァン君に対し、海外の反応は……?

 9歳にして1億5000万円以上を稼ぐスーパーキッズ、エヴァン君。そんなエヴァン君に対して、海外での反応は様々だ。

 動画に寄せられている海外からのコメントを見ると、純粋にエヴァン君のことを尊敬し、羨む人が多く見受けられる。自分も子供のころから数億円も稼ぐような人だったら、と考える人は多いようだ。

 しかし一方で、「子供のうちからこういったメディアに出演させるのは大人のエゴでしかない」と異議を唱える人もちらほらと存在する。そういった人の多くは、子供のころから有名になってしまうと、あとあと苦労してしまうのではと感じているようだ。


 おそらくエヴァン君の動画は、これからも視聴数を伸ばし続けるだろう。YouTubeの中で巨大なチャンネルを持つ9歳児は、これからどのような成長を遂げていくのか楽しみである。

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