1. 第2新卒は転職に有利! 満足してないなら、学生時代に時計を巻き戻せ

第2新卒は転職に有利! 満足してないなら、学生時代に時計を巻き戻せ

出典:www.flickr.com

 学生時代の就活に失敗してしまい満足に働けていない人が多いことは、入社して3年目までにやめてしまう人が多いことからもわかる。第2新卒生で転職に踏み込めない人へ失敗しない転職方法を紹介したいと思う。

そもそも第2新卒とは?

 新卒なのに第2、とはこれいかにと思う方もいるかもしれない。そこで、今回はまずそもそもの第2新卒転職希望者の定義について確認していこう。

 とはいえ、実は第2新卒の定義としては明確な定義は存在しない。ただ一般的には、入社後1~3年目の若手社員・即戦力としての長いキャリアは無いものの、基本的なビジネスマナーは身に付いている人・場合によっては学校を卒業後、まだ正社員としての勤務経験がない人……というような人たち、といった定義で認識されているものが、第2新卒転職希望者である。そのため、学生時代のいわゆる新卒の頃の就活でうまくいかなかったり、後悔をしてしまっている人にこそ、まだまだ第2新卒として転職をするチャンスがある。

第2新卒でも大手に転職出来る!

 いわゆる一般的な転職であれば、中小企業と大企業では組織体系や働き方が大きく違う場合もあることから、20代後半に差し掛かってくると現職と比べて、それよりも規模の大きい会社へは転職しにくくなる傾向がある。では、第2新卒者の転職はどうなのだろうか。

 これが、なんと第2新卒者は大手にも転職しやすいのである。特に少し社会に出て働いてビジネスマナーを身につけたうえで、現職に不満や疑問を抱いてしまっている、ポテンシャルをまだまだ秘めているような転職を目指す第2新卒にはかなりチャンスがある。そのため、中小企業出身だからといって、大手企業への転職はそもそも無理とハナから諦める必要はまったくない。

 なぜなら、結局のところ大手企業に限らずどの企業も、選考のポイントは前職の企業規模などではなく、明確な応募意志とこれまで何をやってきていて、その仕事を通して何を学んできたか。そしてまだ伸びしろがあるか、そこへ向けて努力をしていけそうかどうか……といったところなのだ。そのため、前の会社が大きくても小さくても、その場所で一生懸命に仕事をしてきたかどうかの方が重視される。

 しかし、ここで一番大切なことの確認をしよう。それは会社の規模にこだわりすぎるのではなく、あくまで転職先の会社選びの基本は、自分を生かせる、自分がやりたいと思える仕事が転職先にあるか否かが大切だということだ。大企業だからイコール大きな仕事ができる、と安易に考えてしまうのではなく、目の前の仕事に一生懸命取り組みつつ、社内における自分の役割を俯瞰できる感覚などが必要となってくる。

第2新卒で転職に失敗しない人に共通すること

 近年は、大卒の3割は就職したとしても3年以内に辞めると言われるようになってきている。そんな新卒で入社した会社を早い段階で辞めた後に挑むことになるのは、やはり第2新卒採用だが、ではそこで転職を成功する人と成功しない人との間には、どんな違いがあるのだろうか。

 第2新卒で転職や就職をして、失敗をせずにイキイキと新しい転職先で活躍している人を観察してみると、3つの要素が共通していることがわかる。それはまず高学歴であること。そして新卒の時に、ある程度自分の進むべき道が見えていること。また進むべき道にある程度近い会社に入っており、そこで不満になったための転職であること。こうした3つの要素だ。

 これら3つの要素を兼ね備えたタイプの第2新卒転職希望者が一番、新しい職場でもスムーズに活躍できている。また、3つの要素を全て持ってはいない第2新卒転職希望者としても、少なくとも2つめと3つめを持っているというところは大切になってくる。

 もちろん、ただ単に高学歴であるというだけでは、新卒の場合はともかくとして、第2新卒の採用試験では希望する会社の書類審査は通ったとしても、いざ入社することになる、というのはなかなか少ないかと思う。逆に、いわゆるごく普通の大学を卒業していたとしても、その人自身の中に進むべき道がしっかりとあり、その道に近い会社ですでに働いているという状態にあるような人こそが、採用試験や面接の場で高く評価される傾向がある。

 では企業側は、なぜこのような人を重視するのだろうか。それはおそらく、人事部は新卒の時点でしっかりと就職活動という競争を切り抜けて現在の会社に入ったという「経験」、そしてそこである程度は希望の仕事をしてきているという「実績」を評価しているのではないかと考えられる。これらの「経験」や「実績」は、20代後半~30代半ばまでくらいの時期の中途採用(キャリア採用)で求められる内容とはまた違い、内容を求められるというよりは現在の状態にまで来たという第2新卒のプロセスを評価されているのだ。


 先ほどの3つの要素、あるいはそのうち2つの要素を少なくともおさえている第2新卒転職希望者でさえいれば、それはその人の意識や考え方、思想、仕事への姿勢などの集大成…言い換えればそれは仕事観として身につき、そこを企業は見て採用する。そして、そうした仕事観があれば、第2新卒として転職したときにも失敗せずに、新しい転職先でも自分を出しながら満足のできる活躍ができることだろう。

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