1. 退職時に有給休暇が消化できないことも? 円満に退職するために覚えておきたい「有給休暇」の基本

退職時に有給休暇が消化できないことも? 円満に退職するために覚えておきたい「有給休暇」の基本

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 会社に所属している際には、有給休暇というのはなかなか使いづらいもの。ただこれが退職するとなったら話は別で、退職時に有給休暇が消化できるものなら使ってしまいたいところだろう。

 だからといって、退職する際に有給休暇を一気に消化して良いものなのだろうか。気になる有給休暇の事実を紹介しよう。

退職時の有給消化のしくみ

 まずは、退職時の有給消化のしくみについて紹介していく。

基本的な有給休暇のルール

 有給休暇というのは、「従業員が好きなときに消化できる」と法律で定められている。このルールは、通常時であっても退職時であっても同じルールだ。

 退職するからといって有給休暇を消化するのが禁止されることはなく、法律で有給休暇の使用を禁止することもできない。そのため、退職時であっても問題なく有給休暇を消化することができる。

業務に支障がある場合のルール

 ただし、法律では「業務に支障が出る場合などは、会社側が従業員の有給休暇の消化時期を調整(遅らせる)させることができる」とも定めらている。

 しかしながら、退職者の場合は会社を辞めてしまうため、有給休暇の消化時期を遅らせるなどの対応を取ることができない。

 そのため、退職予定者は基本的にこの制限も受けず、退職する前までに積極的に有給休暇を消化すことができる。

会社独自に定められたルール

 一部の会社では、有給休暇の消化に対して会社独自のルールを定めている場合がある。

 「退職者は有給休暇を消化してはならない」とまで定めている会社はもちろん存在しないが、有給休暇の消化時期に細かくルールを設定している会社もあるため、その場合は会社規則の方を優先しなければならない。

 退職時に大量の有給休暇を消化するときには、一度会社規則に目を通しておくことをおすすめする。

 このように、退職時であっても問題なく有給休暇を消化することはできる。

 有給休暇は従業員に与えられた権利なので、有給休暇が残っている以上は、基本的に自分の意志で自由に使用することができるのだ。

 これは、退職するしないに関係しないので、退職の予定がなくとも適応できる。

実際のところ、有給休暇の消化をする退職者はいるのか

 有給休暇は退職時であっても問題なく消化できると言ったが、それはあくまで極論であり、“実際に”有給が使えるかどうかは話が少し変わってくる。

 法律上は有給休暇の消化が認められていても、実際のところ退職時の有給休暇が全て消化できるかと言えば、一概には「できる」と断言できないこともあるようだ。

業務に支障がある場合

 繫盛期の忙しい時期に、退職するからといって有給を大量に消化してしまうと、業務にも影響が出る他、上司や同僚に多大なる迷惑をかけてしまう可能性がある。

 たとえ退職する場合であっても、業務の状況を見て有給休暇を消化するかどうかを検討するのが良いだろう。

引継ぎに支障がある場合

 退職するときには業務の引継ぎを行う必要があり、これは退職者に課せられた重要なタスクの一つだ。

 それを放棄してまで有給休暇を大量に消化してしまうと、会社全体の問題にまで至るケースもある。

 有給休暇は、あくまでも引き継ぎを完了した上で消化するようにしよう。

円満に退職するためにも

 業務が忙しくなく、引き継ぎに問題がなくとも、無理な有給休暇の消化はどうしても周囲の目に良く映らない。

 特に、退職することが決まってから極端に有給休暇を消化しだすと、周囲の人から不愉快におもわれることもある。

 退職後も元同僚と付き合っていく可能性があるならば、その後の人間関係にも悪い影響を与えないよう、極力無理な有給休暇の消化は控えて円満に退職することが賢明だ。

 こういった道徳的な面を考えると、実際に退職時に有給休暇を消化するのは、難しい場合もあるようだ。

退職時に有給消化をうまく進めるコツ

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 最後に、退職時にトラブルなく有給休暇を消化するコツを紹介しておく。

極力分散して消化する

 有給休暇は、退職するしないにかかわらず分散して消化するのが効果的で、トラブルも起こさなくて済む。

 退職の意思が明確に決まった場合は、その時点から有給休暇の消化を始め、こまめに分散して消化していくことおすすめする。

退職日を調整する

 もし有給休暇が大量に溜まっており、全ての有給休暇を消化したいのならば、可能な限りそれを見越して退職日をずらすのが得策だ。

 業務の忙しさや引継ぎ量なども考慮した上で、無理なく有給休暇が消化できる日数を逆算し、退職日を定めるのが良いだろう。

事前に同僚に相談する

 大量の有給休暇を消化する場合には、自分だけで考えて進めるとトラブルを起こしかねない。事前に上司や職場の同僚に話を通しておき、今有給休暇を消化しても問題ないのかは知っておく必要がある、

 また、その際にはできるだけ真っ当な理由を述べて話を通すのがポイントだ。「引越しの算段」「転職活動に当てる」など、周囲も納得のいく有休休暇消化の理由を考えておこう。

 ストレートに「バカンスを楽しむ」などといった有給休暇を取る理由を述べてしまうと、大きなひんしゅくを買うことにもなる。

 無計画に有給休暇を消化するのではなく、事前に計画を立てて進めていくと、退職時であってもトラブルなく円満に有給休暇を消化できる。


 結論として、退職時であっても有給休暇を消化すること自体は可能である。

 しかし、やはり実際に有給休暇を消化するとなると、人間関係など細かなトラブルが多発しやすい。

 最後の最後に職場の人間とトラブルを起こすのは心情的にも辛いため、トラブルを避けうまく有給休暇の消化を進めていくことをおすすめする。


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