1. 転職に失敗しないための4つのポイント。すぐに会社を辞めてしまう人には共通点がある

転職に失敗しないための4つのポイント。すぐに会社を辞めてしまう人には共通点がある

出典:www.flickr.com

 一度仕事を決めたのにもかかわらず、転職を繰り返す人は後を絶たない。しかし、日本の企業はまだまだ転職に後向きであり、転職を繰り返す人を受け入れない傾向にある。また、どこの会社でもすぐに会社を辞めてしまう人の評価は低い。

 転職は企業だけでなく、自分のキャリアにとっても大きな影響があるのだ。転職に失敗しすぐに会社を辞めることがないよう、転職前に知っておくべきポイントを4つ紹介する。

1.前の会社の悪口は絶対に言ってはいけない

 「前の会社の悪口を言う」というのは、転職の面接でやりがちな失敗の一つだ。転職の面接でよく聞かれる質問の一つに、「あなたはなぜ前の会社を辞めようと思ったのか?」という質問がある。

 本当に理不尽な思いを受けていたのなら別だが、ここで前の会社の悪口を言ってしまうのは失敗のもとだ。面接官はどうしても「うちの会社に入っても同じように文句ばかり言うのではないか」「うちの会社に入ってもすぐに辞めてしまうのではないか」と疑ってしまう。

 たとえ前の会社に不満があっても、それはオブラートに包んで伝えるように心がけることが大切である。これは転職後の会社に入ってからも同じことだ。「人の口に戸は立てられぬ」という言葉がある通り、自分の悪口が転職前の会社に伝わる可能性がある。お世話になったところを悪く言うのは、あとあと自分の首を絞めることになる。転職後の会社にいづらくなることもあり得るので、転職前の会社の悪口は絶対に言わないようにしよう。

2.入社前に転職先の情報を徹底的に集めておく

 転職で希望の会社に入った人でも、入社後にギャップを感じすぐに会社を辞めてしまう人がいる。入社前と入社後のギャップは少ないほうがいい。転職先に思い描いていたイメージとのギャップが理由ですぐに辞めてしまう人は、事前の情報収集に失敗しているともいえる。

 転職先の企業説明会でも質問することはできるし、聞きにくいことであっても大学のOBや転職サイトのキャリアアドバイザーを頼ることで正確な情報を集めることはできる。

 ただ、転職サイトに書いてある会社の評判である程度雰囲気をつかむことはできても、会社というのは生き物である。そのときの景気によって職場環境が大きく変わってしまうこともあるのだ。転職後のギャップを少なくするためには、なるべく現場で働いている社員にアポを取って話を聞くことを心がけなくてはならない。

 また、現場の人間だけでなく、会社に入ってすぐに辞めてしまった人の話を聞くのも良いだろう。自分が転職に失敗しすぐ辞めてしまうのだとしたら、彼らと同じ理由になる可能性が高いからだ。先人の話を聞くことで、転職の失敗を予防することができる。

3.最低でも1年は働いてみる

 転職者の中には、新しい職場環境に馴染めないまま職場を去ってしまう人もいる。

 これは、転職者が職場に慣れないうちに過大なプレッシャーをかける企業側の失敗でもあるが、転職者の展望の立て方に失敗がある可能性も高い。

 同じ業界・職種での転職であっても、会社が違えば仕事の方法論は大きく異なる。仕事のやり方が違えば、上手くいかないのは当然のこと。どの会社でも、転職してすぐに活躍するのは難しい。入って数年は組織文化に慣れる時期というのが必要なのだ。転職者はすぐに辞めるのではなく、長い目で自分のキャリアを考え、今いる会社で自分の活躍できるフィールドを見つけていくのが賢明だ。

 転職先選びにいつも失敗してしまい、すぐ会社辞めてしまうという人は、実は転職先に慣れるための時間を充分に取れていなかっただけかもしれない。

4.自分の武器を磨いてから転職する

 ヘッドハンターは、人材を流動させることで紹介料を貰っている。そのため、あなたには会社の都合のよい情報しか伝えてこないこともある。与えられた転職先の情報を鵜呑みにし、甘い誘惑にのったばかりに転職を失敗させてしまう人もいる。

 このような失敗を避けるためにも、今いる会社で自分の武器を磨いておくことが大切だ。

 現在の会社で営業をしている人なら、営業スキルは他の会社でも活かしやすいため、営業成績を上げることが転職の成功にも繋がるだろう。IT業界ではプログラマー・SEの転職が非常に多いが、彼らは自分の武器を認識した上で転職を決めるので、転職で失敗することが少ない。ITスキルの場合は資格が多いことに加えて、何ができて何ができないのかがすぐに分かるため、実力があれば極めて転職がしやすいのだ。

 では、マーケティング部門など、成果が目に見えて分かりにくい部門で活躍していた人は、どのように転職すれば失敗しないのだろうか。

 成果を数字で表しにくい人や、分かりやすい技術を駆使してきたわけではない人は、最初は抽象的でもいいので、自分の持っているスキルを明文化することをおすすめする。同業者のトップマーケターが書いた本を読んで、そこに書いてある言葉を借りてもいいかもしれない。能力があってもそれを人に伝えることができなかったら、転職は難しい。また、自分が何ができるのか理解しておかないまま転職しても、与えられた仕事がこなせず失敗ばかりしてしまうだろう。

 日頃から自分のスキルを意識して仕事をした上で、自分にできることにマッチした会社を選べば、外からの情報に頼って転職に失敗することもなくなるだろう。

 
 転職に失敗し、会社をすぐ辞めてしまう人には、何らかの理由があることがお分かりいただけただろうか。上記の4つのポイントを意識すれば、転職に大きく失敗することはないだろう。効率的な転職をすることで、理想の会社に出会うこともできる。転職を自分にとってプラスにできるよう、よく考えてから実行に移してほしい。

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