1. 「のせでんアートライン妙見の森2015」:芸術が“つなぐ”人と人、その先にある“地方創生”とは?

「のせでんアートライン妙見の森2015」:芸術が“つなぐ”人と人、その先にある“地方創生”とは?

出典:www.booster-parco.com

 今年で2回目の開催となるソーシャルアートの芸術祭「のせでんアートライン妙見の森2015」。この芸術祭は、兵庫県の川西市・黒川地区にある「妙見の森」を舞台に、市区町村のみならず、大阪府・兵庫県の垣根をも越えた一大イベントになっている。

 この芸術祭は「社会を変える、つながりのアート」をテーマに掲げ、人と人を“つなぐ”ことを目指し、そしてその先には“地方創生”という大きな目標も持っているのだ。

 この度、株式会社パルコが運営するクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」内で、そんな「人を“つなぐ”芸術祭」を応援するプロジェクトが始まった。そこに込められた想いをぜひとも知ってもらいたい。

「のせでんアートライン妙見の森2015」とは?

 前述のように、この芸術祭は今年10月の開催で2回目になるわけだが、第1回目が行われたのは2013年9月~11月にかけて。能勢電鉄株式会社の開業100周年記念事業の一環として、同社の単独主催で開催された。

「日本一の里山」と呼ばれる広大な自然

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 この芸術祭の開催地は、兵庫県の川西市・黒川地区にわたって広がる「妙見(みょうけん)の森」という地で、自然豊かで放牧的な雰囲気がただよう地域。特に、黒川エリアの自然は「日本一の里山」と称されるほどで、自然の豊かさに関しては日本トップクラスといっても過言ではないだろう。

 そんな自然あふれる能勢地域で開催されるのが「のせでんアートライン妙見の森2015」なのだが、なぜこの能勢地域で開催されることになったのか。なぜ“つなぐ”という言葉をテーマに据えたのか。その理由に迫ってみよう。

ソーシャルアートによる“つなぐ”と“地方創生”。

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 “つなぐ”という言葉は、皆様にとっても記憶に新しいのではないだろうか。そう、8月に放送された日本テレビの24時間テレビ。今年のテーマは“つなぐ”。人と人をつなぐことをテーマに放映された24時間テレビに、心打たれた人も多いのではないだろうか。

各々の地域が抱える定住人口の減少やまちの衰退化という共有の問題に対して、互いに協力し「のせでん沿線地域の魅力の再発見と新たな魅力の創出」をコンセプトに、現代アートを中心とした芸術祭を開催し、新たな地域間連携と地域活性化のきっかけづくりを行います。

出典:のせでんアートライン妙見の森2015

 人と人が“つながる”ということはそう短簡なことではない。今ではインターネット、もといスマートフォンの流行も引き金となり、デジタルな意味でのつながりこそ強くなったが、人と人の本質的な意味でのつながりは希薄してしまったようにも感じる。

 そして、この地域(能勢近郊)は近年、人口の減少やそれに伴う街の衰退化に悩まされてきた。特に人口の減少は深刻であり、今まで以上に人と人のつながりの大切さを感じているという。

のせでん沿線の「人と人」「人と地域」「地域と地域」、それらを様々な人の出会いの舞台となるアートイベントの開催により、『新たな関係を築き、互いに理解を深め、つながりを強くしたい』という思いを込めています。

出典:のせでんアートライン妙見の森2015

 そんな状況の地域に、人と人のつながりを築ける機会を与えたい。そんな“想い”がこの芸術祭には込められている。当日は日本中から集まった40以上のアーティストによるソーシャルアート作品が公開され、人々の心をつなぐことになるだろう。

幻の銘酒『秋鹿』の産地

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 そしてこの芸術祭には、そんなつながりの先にもひとつの大きな目標がある。それが“地域創生”なのだ。人口の過疎化。若者は都心へ、残されるのは年老いた方々と子供たち。地方は今、これまでにないほどの人口減少を体験している最中なのだ。

 「地域の魅力再発見」を掲げる今回の芸術祭には、そんな地方に笑顔をもたらし、そして地方が復活する嚆矢となって欲しい。そんな想いが込められているのだ。

前回作品『のせでん“デコるトレインマーク”プロジェクト』

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前回作品『光の箱を作ろう!』

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 2013年に行われた前回の芸術祭はあくまで地域の方達向けのイベントだったが、そこで見た自然と子供たちに触れ、このイベントにより多くの方が来られるように、この地域の魅力をより多くの人に伝えたいと考えた。

 より多くの人と人がつながり、地方の魅力に気づいて欲しい。そしてその先には、地方創生が待っていて欲しい。そんな想いを胸に抱いている。

 
 今回はそんな「人と人をつなぐ」芸術祭にご協力をお願いしている次第。より多くの方にこのプロジェクトを知ってもらうには、皆様の協力が必要不可欠。

 「みんなで楽しく、身の丈地方創生」。固く考えすぎずに、プロジェクトの詳細を覗いてみていって欲しい。


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