1. 会話力を向上させる5つのトレーニング。目を見なくても、「間」があっても、きっと会話はうまくいく!

会話力を向上させる5つのトレーニング。目を見なくても、「間」があっても、きっと会話はうまくいく!

出典:2012books.lardbucket.org

 世の中には、気の利いた話題を提供し、相手の話にはそつない反応を示し、話題が途切れたら絶妙なタイミングで新しい話題を振ってくるといった、会話力の高い人がいる。一方で、人との会話は苦手で、その場にいるだけで苦痛という会話力の乏しい人もいるであろう。

 「会話力が低いの生まれつき……」と諦めていた人、まだ遅くはない。そんな会話力の乏しい人でもトレーニング次第で、会話力を向上できるかもしれないのだ。

相手を凝視しない、斜め45°の会話トレーニング

出典:www.grandhotelminerva.com

 「人と会話するときは、会話する相手の目の前に座り、相手の目をきちんと見て会話することが大切」と信じている人は多いのではないだろうか? それもそのはず、学校でもそのように教えられるからだ。

 会話する相手と真摯に向き合うというのは正しいことあるが、正面に位置取って真っ直ぐ目を見て会話をするのは、結構きついものがある。特に「自分は会話力が乏しい」と感じている人なら尚更のこと、このスタイルで会話に臨むと余計な緊張を生むだけであり、会話する相手にもその緊張が伝わって「圧迫感があるな……」と思われてしまう恐れがある。

 何も、会話する相手の目を凝視する必要はない。会話の要所要所で相手の目を見る程度で構わないし、それでも緊張するようなら、相手の目の少し下辺りを見ながら会話するだけで充分である。また、相手の目の前に座り、まるで面接官のように会話に臨む必要もないであろう。

 相手の目を見て会話するのが苦手ならば「斜め45°の会話トレーニング」をしてみよう。例えば4人がけのテーブルであれば、真正面に座らず、真正面の椅子の横の椅子に座り、会話する相手の斜め45°に座ればいいのである。

 このトレーニングをするうちに、人と会話することが苦手な人でも緊張感を減らせるようになる上、相手にも緊張感を与えなくて済むだろう。「相手の真正面に座り、真っ直ぐ目を見て会話する」という常識を取っ払うことが、会話力を上げるトレーニングの第一歩だ。

相手の話に同調するトレーニング

 人が会話していて一番不快に感じることは、会話している相手から反論されることではないだろうか。世の中には正誤ハッキリしていないことがほとんどであるが、反論するということは、その人の価値観を否定するというになってしまう。自分の価値観を否定されて、気持ちが良い人はなかなかいないだろう。

 会話力の乏しい人の中には、「自分も何か意見を言わないと、会話に参加していないように思われないか」と思い、敢えて会話中に自分の意見を述べようとする人がいる。でも、これは焦っているだけの空回り的な言動で、決して良い結果を生まない。

 会話力が乏しい人が、会話においてクリエイティブさを出す必要なんて無いのである。人には誰しも得意不得意があり、敢えて苦手分野である「会話」でクリエイティブさを発揮しようとすると反って失敗し、相手に不愉快な思いをさせてしまう結果になりかねないのだ。

 まずは相手の会話に同調するトレーニングを開始しよう。「それは違うな」と思っていても、一旦は頷いて聞いてみる。落ち着いて自分の意見が言えると感じたら、自分の意見を言ってみるというトレーニングである。会話力が乏しいことを自覚し、初めは自己アピールを抑えることが会話力を向上させるトレーニングになる。

気の利いた反応より、興味と笑顔をアピールするトレーニング

出典:www.handsonsuperhealth.com.au

 会話力の高い人というのは、相手の会話をより発展させるような気の利いた反応や答えを返す能力を持っている。これは持って生まれた才能であり、なかなかトレーニングなどで身に付くものではないだろう。

 そのため「うまく会話できる才能が自分にはない」と自覚しているのなら、とりあえず「あなたの話を楽しく一生懸命に聞いている」という興味のある態度を示すトレーニングをしよう。

 また、笑顔を絶やさないトレーニングも肝心だ。もちろん、悲しい話題や不幸な話題が会話に上がったら話は別だが、なんともない話題や楽しい話題などでは、笑顔で聞く姿勢を絶やさないようにしたいところ。

 相手との会話に興味を持って向き合うという、基礎的だが意外と難しいトレーニングである。

「間」を恐れないトレーニング

 会話をしていて一番怖いのは「間」かもしれない。特に会話力が乏しい人は、「自分は気の利いた話題を提供できない」という負い目から、必要以上に会話中の「間」を恐れる傾向にある。

 しかしこの「間」を恐れていたら、人との会話は成立しない。なぜなら、休むこと無くどちらかが話し続けている会話というのは、あり得ないからだ。どれだけお喋りな人にでも、少しは黙る時間があるだろう。

 会話中の黙る時間、つまり「間」を異常に恐れ、検討違いな話題をいきなり振ってしまったり、失言をしてしまったりという失敗を経験したことのある人は多いのではないだろうか? この失敗がさらに、会話への苦手意識を強めてしまうのである。

 「間」を恐れないトレーニングは難しいが、「間」があっても「待て待て」と深呼吸することを意識してみよう。自分は焦っているかもしれないが、相手は全く焦っておらず、少し時間が経てば再び自然と違う話題を振ってきてくれるはずである。

 「間」ができたら深呼吸、つまり「間」を恐れないトレーニングが会話力を向上させる。

会話のネタ探しをするトレーニング

出典:transferlive.com

 「会話が苦手」という人の中には、「話題提供が苦手」という人が多い。人を前にしてもなかなか話題が思い浮かばず、その場が気まずくなるので会話が苦手という人は、日頃から会話のネタ探しをしておいたらどうだろうか?

 「次のミーティングではこれを会話のネタにしよう」とか、「職場の同僚にこの話題を振ってみよう」などと、常にネタ探しをしておくのである。

 会話の「会話のネタ探しをするトレーニング」を意識して生活していくと、それまでなら見過ごしていたようなことを発見したり、それまで興味が無かったことにも興味を持ったりと、新しい出会いが増えていく。会話のネタを探すことが、単調だった日常生活をより豊かなものにしてくれる可能性もある。

 日頃から会話のネタ探しをすることが会話力を上げるトレーニングになり、ひいては自分の人生も豊かにしてくれるのだ。


 会話力が乏しいより、会話力が高い方が優れた人間のように感じ、得しているような気もする。しかし会話力が乏しいなら乏しいなりに、会話力を上げるトレーニングに励むことによって、会話力の高い人とは違った立ち位置を獲得できるであろう。人間は様々なタイプの人がいて、それぞれの立ち回りがあるからこそ世の中がうまく回っているのだ。

 あなたも会話力を上げるトレーニングにチャレンジし、人とのコミュニケーションを楽しんでみてはどうだろうか?

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する