1. 意外にかさむクレジットカードの利用手数料。持っているだけで30万円かかるカードも! 

意外にかさむクレジットカードの利用手数料。持っているだけで30万円かかるカードも! 

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 クレジットカードでショッピングすると、サイン一つで支払いができて便利だ。小銭で財布の中がいっぱいになることもない。国内外の加盟店が増え、クレジットカードで支払いできる店が多い上に、最近ではネットショップでもクレジットカードが使える時代になった。ショッピングの利用代金に応じたポイントが付くクレジットカードもあり、現金で支払うよりお得なときもある。

 そんな便利でお得なクレジットカードには、いろいろな手数料がある。ポイントが付いたと思っても、手数料を支払っていたのではかえって損をすることも。クレジットカードで支払うとどんな手数料がかかるのか、事前に把握しておくことが大切だ。

クレジットカードを所有するだけで手数料がかかる場合も

 クレジットカードには、所有するだけでかかる手数料と、ショッピング時の支払いでかかる手数料がある。

 所有するだけでかかる手数料、つまり年会費は、ゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスの高いクレジットカードほど高くなるのが一般的だ。ステータスの高いクレジットカードの中でも、上位のブラックカードでは手数料が3〜30万円以上と幅が広い。所有するだけで手数料が30万円以上かかるのでは、よほど余裕のある人でない限りクレジットカードの所有は難しいだろう。しかし、年会費が高い分だけサービス面が充実しており、特に海外旅行や海外出張へ行ったときには大きなメリットがある。

 クレジットカードには永年年会費無料の一般カードもある。これなら所有するだけでかかる手数料は支払わなくて済むので、手数料を節約したい方におすすめだ。初年度だけ無料で、次年度から利用条件などを満たすと無料になるクレジットカードもある。利用条件は、クレジットカードで一定額以上を支払えばいいというもので、比較的クリアしやすいのではないだろうか?

分割払いとリボ払いの手数料はどれくらいか

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 クレジットカードでショッピングしたとき、分割払い、またはリボ払いを選択すると手数料が発生する。クレジットカードによって異なるが、分割払いとリボ払いで実質年率15%の手数料がかかる。1年で手数料がどれだけ取られているかの計算は複雑なので、自分で計算しようとすると面倒だ。

 そこで、クレジットカード会社のホームページで用意されている、実質年率による手数料のシミュレーションを利用すると良い。これなら、ショッピング利用代金と実質年率、支払回数を入力するだけで簡単に手数料を計算できる。

 実際に数字を上げて分かりやすくすると、クレジットカードで10万円の商品を、12回の分割払いで購入したと仮定する。実質年率は15%、支払回数は12回を選んで計算すると、手数料は8,300円かかり、クレジットカードでの支払総額は108,300円になることが分かる。

 リボ払いでは手数料の仕組みが異なる。リボ払いには、残高に応じて毎月の支払額が変わる「残高スライド方式」が採用されていることが多い。リボ払いで支払うときは、リボ払い専用のシミュレーションが必要だ。先ほどの例でシミュレーションすると、リボ払いの手数料は6,664円、クレジットカードでの支払総額は106,664円になる。このショッピングご利用代金と実質年率では、分割払いと比較してリボ払いのほうが手数料がお得なことに気付くだろう。

 しかしショッピング利用代金によって、分割払いとリボ払い、どちらの手数料がよりお得かは変わってくる。ショッピング利用代金を30万円にまで上げると、分割払いの手数料は24,924円、支払総額は324,924円と出てくる。これがリボ払いだと、手数料は26,526円、支払総額は326,526円となり、分割払いのほうがお得になるのだ。支払回数を減らすとさらに分割払いの手数料のほうがお得になるが、その代わりリボ払いはいつでも自由に追加支払いができる。

 クレジットカードでショッピングしたときの支払方法にリボ払いを選んだときは、余裕のある範囲でこまめに追加支払いし、手数料を節約したほうが良いだろう。

支払方法を後から変更できるか

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 手数料の計算をしてみると、実は他の支払い方法のほうがお得だと気付くことがあるだろう。その場合、支払い方法を変更することはできるのだろうか。

 1回払いや2回払い、ボーナス払いを、後からリボ払いに変更できるサービスを用意しているクレジットカードはある。インターネットでクレジットカードの利用明細を見ながら変更できて、便利ではある。しかし分割払いからリボ払いには変更できない。分割払いでは既に支払回数を決めて支払いを開始しているため、融通が利きにくいのだ。そのため、どちらの支払方法を選んだらお得になるのか、事前にシミュレーションするのが得策といえる。

 このショッピング時の支払でかかる手数料は、1回払いや2回払い、ボーナス払いでは不要。これらの支払方法なら、手数料を支払うことなくクレジットカードを利用できる。1回払いや2回払い、ボーナス払いのいずれかで支払える余裕があるのなら、この中から選んだほうが手数料分カットできる。


 このように、所有するだけで手数料がかかってしまうクレジットカードがあること、支払い方法によって手数料も異なることをお分かりいただけただろうか? 今では簡単にクレジットカードを作れてしまうが、後で失敗しないよう手数料を確認しておくことが大切だ。大人ならば、無理のないようクレジットカードを利用しよう。

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