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ホリエモン「新しいことをやらないなんて、通用しない!」――お金が無くてもできる宣伝手法とは?

野口直希

2015/08/09(最終更新日:2015/08/09)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.521〜何もやらないのは通用しない!?〜」では、ホリエモンがお金がかからない最新の宣伝手法を語った。

 今回取り上げた質問は、「あるメジャーバンドのコンサートの宣伝を請け負う­ことになりそうです。ジャンルはロック。今までは、1~2万人くらいを動員をしていたのですが、今年の後半に開催されるコンサートチケットの売れ行きがあまり良く­ないらしく相談を受けています。

 また、よくある『予算がほとんどありません』という条­件なんですが、何か目立つ宣伝や、動員を増やす良いアイデアはありませんでしょうか?」という質問。

海外では超高額のVIPチケットが当たり前!?

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 ホリエモンは、「ネットのインフルエンサーで、比較的低額のギャラで出てくれそうな人をピックアップして対談させまくる。コンサートそのものもSNSでのライブ拡散を全部OKにする。そしてVIPチケットを売る。

 海外では当たり前だけど、一般チケットの10倍くらいの値段にする代わりにコンサート終わりの記念撮影や握手、アフターパーティへの参加ができるチケットを売ってはどうかな」と回答。

 日本のコンサートは席による料金の上下はほとんどないが、海外では一般席よりはるかに高額なVIP席が存在する。VIP席は場所がいいだけでなく、限定グッズの配布や物販に並ぶ手間が減るなどサービスも様々だ。

 コンサートを訪れるファンの中でも、そこにかける情熱は人によって全く違う。5000円程度しか出費したくないと考える人もいれば、そのアーティストのためなら何十万円だって払えるという人もいるだろう。

 もっと高額を払える人がいても、そうした人に向けたサービスがないのが日本のコンサートだ。ホリエモンが、「ちょっと握手や写真を撮るだけでもずいぶん違うと思うんだけどね」と言うように、これまで以上に観客を満足させる付加価値はいくらでもあるはずだ。

ホリエモン「ただ宣伝するだけじゃ、意味がない!」

 ホリエモンが提案した、ネットのインフルエンサーへの依頼やVIP席の設置は、それ自体にほとんどコストがかからない。逆に言えば、お金をかけなくてもできることはいくらでもあるということだ。もちろん、ホリエモンが挙げたアイデアを既に実行している日本人アーティストもいる。

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 「みんなが色んなことをやっているんだから、何も(新しいことを)やらないというのは通用しないんだよね」と言い切るホリエモン。

 いまはSNSの登場で、どんな人ともすぐに連絡できるようになった。これまで何百万円もかかっていたような依頼が、ネットなら無料でできる場合もあるだろう。

 むしろ、単に巨額を投じて大規模な宣伝をしても簡単に成果が出にくくなっている。テレビ離れが叫ばれる昨今、誰にでも届く広告は存在しない。それならば、人数は少なくてもその情報を求めている人に確実にリーチできる手段を考えるべきだ。

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 ホリエモンが「やるべきことはいっぱいあるはず。ただ宣伝すればいいって話じゃない」と言うように、何も考えずに従来の手法を踏襲しても意味がない。

 お金をかけなくてもやれることはいくらでもある。いまは、面白い試みを行っている人がたくさんいるのだから、もっと広い視点でリサーチしてみれば、きっと自分なりの手法があみだせるはずだ。

 ホリエモンが常識にとらわれない志向の重要性を語った「堀江貴文のQ&A vol.521〜何もやらないのは通用しない!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!



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