1. この夏、「資格」で同期に差をつけろ! 夏から勉強を始めておきたい“会社に求められる”国家資格たち

この夏、「資格」で同期に差をつけろ! 夏から勉強を始めておきたい“会社に求められる”国家資格たち

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 夏が来た。多くの人が「今年の夏こそは何かを達成してやる」と息巻いているのではないだろうか。しかし気づけば夏が終わり、何もしないまま過ぎ去ってしまった……なんていうのがもはや恒例となりつつある。

 そもそも「何か」というのがよくないのだ。具体的な指標もないままだと、そのために何をすればいいのかもわからない。目標を掲げ、それに向かって努力をするべきなのだ。

 そこで今回は、目標達成の具体的な指標となる「資格」をピックアップしてみた。それも、雨後の筍のように様々な種類が出てくる民間資格ではなく、国によって認定されており社会的に信頼度が高い「国家資格」である。その中でも今回は、企業からのニーズが特に高く、また夏から勉強を始めるべき国家資格を3つご紹介しよう。

国家資格の勉強は「夏」が一番いい!

 国家資格の紹介をする前に、なぜ「夏」に国家資格の勉強をしなければならないのかという疑問を解消する。

 国家資格の試験というのは、大体年に1~2回行われているものが多い。これらの国家資格試験が集中しているのが「10月・11月」と、秋冬になっているのだ。今回紹介する国家資格のうち2つは、今から勉強をすれば今年の秋の国家資格試験に間に合うものとなっている。

 加えて、これらの国家資格試験に申し込めるのが大体7~8月になっている。「何かを達成してやる」という勢いのまま、先に国家資格試験の申し込みさえしてしまえば逃げ道を塞ぐことが出来る。基本的に国家資格試験はキャンセルは出来ないようになっているので、勢いで申し込んでしまえばあとは資格取得に向けて勉強をするしかないのだ。

 これらの理由を踏まえ、国家資格の勉強を始めるのには、夏が一番適しているのだ。

夏から始めて秋に取る「ニーズのある国家資格」3選

 さて、話を本題の勉強を始めるべき国家資格に戻そう。ここからは、夏から勉強を始めれば間に合う国家資格の紹介をしていく。これらの国家資格は全て高いニーズがあるものの、当然ながら向き不向きが存在するので、自分がピンときた国家資格を選ぶとよいだろう。

夏にオススメな国家資格①IT・プログラミング・経営スキルの全てを網羅!『基本情報技術者』

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情報処理技術者試験は、日進月歩を続ける情報システムと市場ニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応できる情報処理技術者を育成するため、背景として知っておくべき原理や基礎となる技能、専門的技能についての総合的レベルを測る試験として実施しています。

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合格者には一時金・資格手当などといった報奨金制度を設ける企業や、就職の際に試験合格を考慮する企業など、多くの企業から高い評価を受けています。

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 IT系の国家資格として、「基本情報技術者」は外せない。基本情報技術者とは、IT関連の基本的な技術を網羅的に理解していることを証明する国家資格である。

 この国家資格のいいところは、ITやプログラミングだけでなく、経営学の知識も問われるということだ。MOSなどのIT“だけ”の資格ではなく、社会人としての基本的な知識をつけた人であるということが証明できる。企業側としても、そういった「総合的な力を持つ」人材は評価をしやすい。

 この国家資格試験は午前と午後に分かれており、両方とも100点中60点を取れば合格。形式は全てマークシートなので、半分程度わかれば後は勘でマークしても合格する可能性がある国家資格だ。

 加えて、この国家資格の上のランクには「応用情報技術者」という国家資格が、下には「ITパスポート」という国家資格が存在している。もしこれらの国家資格の参考書を見て少し合格が厳しいと感じるようなら、ITパスポートを取ってから出直してみるのもありだろう。

夏にオススメな国家資格②データ社会に最適!知的財産管理の登竜門『3級知的財産管理技能士』

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「知的財産」を「管理」できる人材は、知的財産部のような専門セクションのみならず企業内のどのセクションでも必要とされています。

出典:国家試験 知的財産管理技能検定 はじめての方へ
 データ社会・情報社会と呼ばれる今日において、特許やブランドなどの「知的財産」を扱うビジネスは非常に多様化している。そんな今だからこそ、『知的財産管理技能士』は非常にニーズの高い国家資格である。

 『知的財産管理技能士』とは、文字通り知的財産を管理する人のことだ。3級から1級までがあり、1級の中でも特許・コンテンツ・ブランドの3種類に分かれた合計5種類の国家資格が存在している。

 その足掛かり的な国家資格として、『3級知的財産管理技能士』をオススメする。学科と技能に分かれているが、両方とも基本的に3択の問題となっているため、力みすぎることなく受けられる。合格点も70%以上とあまり高くないため、人によっては国家資格試験の勉強を始めて1ヵ月で合格する人もいる。

 しかし企業からのニーズは非常に高い。『日経キャリアマガジン2012年vol.1』内の調査、「有望資格ランキング2012」の「入社3年目までに必要な資格ランキング」で『3級知的財産管理技能士』は4位を記録している。また、一つ上の国家資格『2級知的財産管理技能士』は、「マネジャー層に求められる資格ランキング」で5位にランクインしているのだ。これからの情報化に伴い、まだまだ将来性のある国家資格だと言えよう。

夏にオススメな国家資格③海外と日本を結ぶ「貿易」のスペシャリスト!『通関士』

by Tristan Taussac

通関士は、輸出入者に代わり国際物流の正しい手続きを行う人です。通関士は「貿易を支える仕事」です。

出典:通関士ってどんな資格? - フォーサイト

通関士は一般的に不足気味と言われており、資格を取得していれば通関士としての仕事が出来る可能性は高いでしょう。なので通関士資格保持者は、社内各所で求められています。

出典:通関士の需要 | 通関士ポータル
 貿易会社や商社に勤めている人なら、必ず一度は聞いたことのあるであろう国家資格「通関士」。通関士は、海外への輸出入を管理する国家資格だ。いわゆる「税関」である。

 この国家資格の取得を是非とも考えてほしい人、それは「転職」を考えている人だ。通関士は今不足しており、資格の有無が転職で大幅に効いてくるのだ。

 通関士の国家資格試験に関しては、先の2つとは一つランクの高いものとなっている。そのため、来年の秋の国家資格試験合格のために、今年の夏から勉強を始めていく必要がある。それほど厳しい合格条件なだけに、魅力が大きいのがこの国家資格だ。

 通関士の国家資格を取ってから通関士に「なる」ためには、実際に通関業者に就いて、実務経験を積む必要がある。TPPへの加入により、取引の相手がより多様化したことで、日本ではさらなる需要の増加が見込まれている。通関士は今、非常にアツい国家資格であり、アツい職業なのだ。



 国家資格の取得が「厳しそう」と感じていた人は、ぜひとも考えを改めてほしい。国家資格と言ってもその難易度はピンからキリまで存在しているのだ。この夏、自分の成長手段として、国家資格の取得に励んでみてはいかがだろうか。

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