1. 今なお進化を続けるランボルギーニ。限界へと挑み続ける、その姿勢が覆すスポーツカーのコモンセンス

今なお進化を続けるランボルギーニ。限界へと挑み続ける、その姿勢が覆すスポーツカーのコモンセンス

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 1963年の創業以来、一貫してスポーツカーの発展に貢献してきた「ランボルギーニ(Lamborghini)」。彼らのスポーツカー作りは常に“革新性”を見据えることから始まり、時としてそれは失敗に終わることもある。

 しかしそれでも彼らはスポーツカーの進化を諦めることはなかった。そして、そんなランボルギーニだからこそ生み出せた数々の進化があり、その革新性の追求は今日においても続いている。今回はランボルギーニが今までにもたらしてきたスポーツカーの進化を振り返ってみよう。

「アステリオン」スポーツカー × エコカー?

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 2014年のパリで開催されたモーターショーでランボルギーニが発表した新作コンセプトカー「ASTERION(アステリオン)」は、ランボルギーニにとって初となるプラグインハイブリッドシステムを採用するなど、全く新しい挑戦から生まれた賜物であった。

 このプラグインハイブリッドシステムによって、910psという高出力と約24km/hという燃費性能を両立。最新テクノロジーによって、スポーツカーの可能性をより大きなものへと広げたのだ。

「アヴェンタドール」基本骨格を改造?

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 ランボルギーニの車種の中でカウンタックに次ぐ知名度を誇るモデルは、おそらくこの「アヴェンタドール(aventador)」であろう。2010年をもって生産が終了したムルシエラゴの後継車種として2011年に発表されたこのモデルもまた、当時のスポーツカーのコモンセンスを覆すテクノロジーを駆使して設計されていた。

 それが基本骨格における「カーボン」素材の採用だった。結果として先代のムルシエラゴから約30%の軽量化に成功し、12気筒エンジン搭載のスポーツカーとして異例の軽量スポーツカーとなったのだ。

 それまでは誰も考えもしなかったであろう、基本骨格のカーボン化。ランボルギーニというメーカーが常に革新性を求め続けた結果だと言える。

「ウラカン LP610-4」魔法のラケットのように……?

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 そして現時点でのランボルギーニの最新モデル「Huracan(ウラカン)LP610-4」の加速度は、0-100km/hでわずか3.2秒。つまり、信号が赤から青に変わった瞬間にアクセルを踏むと、わずか3秒後には時速100km/hに達しているということだ。

 しかし現代のテクノロジーを持ってすれば、その走行性能などはそれほど驚くに値しない。このモデルにはもっと別の、革新的な機能が隠されているのだ。

 それが「LPI(ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ)」と呼ばれる最新テクノロジーで、これを端的に説明するなら、「車体細部まで巡らされたネットワークシステム」。このネットワークシステムが常に車体の状態を把握し、その情報を四輪駆動システムやサスペンションに送り出すという仕組み。

 つまり、スポーツカー初心者のビギナーにもスポーツカーの運転が楽しめる仕組みになったということ。これもまた新しい顧客、マーケットを目指したスポーツカーの進化に貢献したと言っても過言ではないだろう。


 スポーツカーを代表するランボルギーニというメーカーには、まだまだ語り尽くせないほどの革新的な歴史がある。それは今日のスポーツカーという自動車そのものの在り方となっており、その革新性を求め続ける姿勢はこれからも大きな進化を生むことだろう。

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