いよいよ2015年にも夏シーズンが迫ってきた。そんな中、まだご紹介していない（ご紹介しておかなければならない）アイテムがあった。それが大人気ライフスタイルブランド「リーボック（Reebok）」が贈る「ポンプフューリー」シリーズだ。
これは完全に今年のトレンドを語る上で欠かせない「アイテム」かもしれない。そもそもなぜ先程から、スニーカーのことをアイテムと呼んでいるかと言うと、このポンプシリーズがスニーカーとは似て非なるモノであるからだ。しかし、これはれっきとしたスニーカー。
このポンプシリーズ。実はその起源は20世紀後半まで遡る。でも、今年に入るまでその名を聞いたことすらなかった人も多いのではなかろうか？ なぜこの2015年になってこの手のスニーカーが一気に人気沸騰しているのか？ 今回はその秘密に迫っていこう。
抜群の「フィット感」が人気の秘密？
このポンプフューリーシリーズは、90年代の「ハイテクスニーカー」ブームをナイキ（NIKE）の名盤「エア・マックス」と共につくった立役者として知られている。
ポンプチェンバー（空気室）がアッパーの一部となることで、フィット感の向上と軽量化を達成したとする「INSTA PUMP SYSTEM」を発表。同機構を備えた「インスタ・ポンプ・フューリー」が、1994年にランニングシューズとして初登場した。機能とともに奇抜なデザインも消費者に受け入れられ、ナイキの「エア・マックス」とともに「90年代に興ったハイテクスニーカーブームの立役者」という評価を得る。
ハイテクスニーカーとは、ブランド独自の最新技術を搭載したスニーカーのことを指し、その技術は時々刻々と改良されている。
最新の「ポンプフューリー」シリーズは更なる軽量化が図られ、同時に最高のフィット感も実現している。足に馴染む「フィット感」というファクターはスニーカー作りの根幹にあるべきだろう、と考えているリーボックだからこその一品なのだ。
豊富な「カラバリ」が人気の秘密？
また豊富なカラーバリエーションも人気の秘密かもしれない。なぜ、従来のスニーカーと違い、このシリーズが豊富なカラバリを実現できるのか？ その理由を簡単に言えば、この奇抜なデザインとボディにある。
一見複雑なデザイン構造はカラーリングに余裕を与え、奇抜なデザインは革新的なカラーリングが馴染むようになっているのだ。一般的なスニーカーでは成せない色使いも、このシリーズには特徴に成りうるのだ。
傍若無人なまでの「存在感」が人気の秘密？
最後に上の写真を見てほしい。まず最初に目が行くのは足元、スニーカーではないだろうか？ 全体のコーデも決して地味なものではない。真っ赤なアウターだって着ているのに、それでもやはり足元に目がいってしまう。
この存在感こそがこのスニーカーの持つ最大の魅力なのかもしれない。先程述べたような派手なカラーリングだから、という理由だけではない。同時に介在する独特なデザインもこの存在感を引き起こす要因なのだ。
「フィット感」「カラバリ」「存在感」が、この「ポンプフューリー」というスニーカーの人気の秘密なのだろう。続々新作も登場しているこのシリーズ。夏が始まる前にぜひチェックしてみてほしい。
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