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本当の“こなれ”感が此処にある。デキる大人が際立つ「シャツイン」の着こなし術

大倉怜士

2015/06/09(最終更新日:2015/06/09)


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本当の“こなれ”感が此処にある。デキる大人が際立つ「シャツイン」の着こなし術 1番目の画像
出典:styledoctors.com

 メンズ、特に大人メンズのファッションコーデの定番アイテム「シャツ」だが、ひとえにシャツと言っても、その着こなし方は人それぞれ。あまりに定番化されたアイテムを着こなしは、正直言って難しい。

 特に今回ご紹介する「シャツイン」という着こなしは、「ダサい……」「ヲタクみたい……」といった印象を与えやすい危険な着こなし。しかし、だからこそ、このスタイルを着“こなせる”ヒト。それはつまり、着“こなれ”たヒトということになる。それは大人にしかできない、大人のためだけの着こなし。

 今回は、デキる大人のための、こなれたシャツインスタイルを見ていこう。どれも上級者(大人)向けの着こなしとなるので、自分にはまだ早いと思ったら無理に挑戦しないように。

デニム×デニムが創り出すこなれ感

 まず、最初にご紹介したいシャツイン着こなしは、「デニム」×「デニム」。デニムシャツとデニムジーンズの組み合わせは、シャツインスタイルの味を最大限まで引き出してくれる着こなし術だ。

 この着こなしのポイントは足元。デニムシャツとデニムジーンズさえ買ってくれば、このこなれ着こなし術ができるいうわけではない。デニム素材、しかもそれをシャツインしているこの着こなしの暑苦しさを打ち消すためには、足元のロールアップがマスト。

ヴィンテージ感漂うチェックシャツをイン。

 夏のマストアイテム、とは言えないが、おすすめなシャツがこのチェックシャツだ。しかし、大人の男には、ヴィンテージ感漂う一枚を着こなして欲しい。

 この手のチェックシャツの雰囲気を、最大限に引き出すのもまた、シャツインスタイルなのだ。この着こなしを試すときは、パンツ選びに気をつけて欲しい。チノパンや短パンなどはNG。カーゴパンツやジーンズなどの、男らしいパンツとの着こなしをお勧めする。

上品ネクタイでハズす上級者向けテク

 最後にご紹介するのが、小物アイテム「ネクタイ」を使ってこなれ感をさらにアップさせる、本当のシャツイン上級者のための着こなし術。シャツインスタイル初心者には、おすすめできない着こなしなので注意。

 まず、全体のコーデを「ワイルドに」という言葉を忘れずに組んでほしい。そこらへんの着こなしは、上級のシャツインユーザーなら造れるだろう。そこにぜひプラスしたいのが「ネクタイ」。正確には、プラスではなく、「ハズす」のだ。ワイルドなスタイルをネクタイの上品さでハズす。シャツイン着こなし術の究極系と言っても、過言ではない。


 「シャツイン」の着こなしは正直言って難しいが、だからこそ成功すれば、大人の中の大人の称号を得られるだろう。ぜひ、自分でも挑戦して、こなれたデキる大人を目指して欲しい。

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