1. ホリエモン「機械翻訳でほぼ満足」――人間の「間違い」のデータベースが翻訳家を駆逐する?

ホリエモン「機械翻訳でほぼ満足」――人間の「間違い」のデータベースが翻訳家を駆逐する?



 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.496〜翻訳家はいなくなる!?〜」では、ホリエモンが最新の機械翻訳から、翻訳家の未来を予想した。

 今回取り上げた質問は、「現在、技術文書、一般ビ­ジネス文書などの分野で英⇔日の翻訳業をしています。現在の自動翻訳の精度はまだまだと感じますが、いつ­か翻訳者が必要なくなるくらい精度が上がる日は来るのでしょうか?

 翻訳をしている立場でみると、原文自体が母国語の文法に沿って文章を書いているかとい­うと必ずしもそうでない場合が多く、誤字脱字もけっこうあります。冗長で句読点­が不適切で読みづらい文章も日常茶飯事です。また、機密事項を自動翻訳にかけて情報が­流出した事件も耳にします。これらを今後機械が克服する可能性はあるのでしょうか。翻訳の仕事はいずれ激減してしまうのか、少々不安も感じています。堀江さん­のご意見をお聞かせいただけると幸いです」という質問。

ホリエモン「機械翻訳や音声認識は、ここ10年でかなり進化したよね」

 ホリエモンは、「機械翻訳は、僕の立場からするといまでも結構必要十分だと感じているね。英語なんかはそこそこ分かるので、機械翻訳でほぼ満足だね。人間による翻訳のニーズはもちろん残るけど、世界的なクラウドソーシングで単価が下がり、美味しい商売じゃなくなることは間違いない。英⇔日はメジャーなので特にそうだろうね」と回答。

 最近では、Web上のサービスもかなり増えてきた翻訳機能。もちろん生身の人間ならではの質感のある翻訳は無理だが、単に意味を知りたいだけならかなり役に立つ場合も多くなっている。

 翻訳サービスについてホリエモンは、「機械翻訳の精度が向上したのは、ここ10年くらいだけど、それと同時に音声認識の精度も上がったんだよね」と解説。近年になって、音声認識は私たちにとってかなり身近な存在になった。

 その例が、iPhoneに搭載されている「Siri」だ。「音声認識の中でも、Siriはかなり高機能」とホリエモンも太鼓判。身近なところにもこうしたサービスが現れていることからも、機械翻訳・音声認識の急速な発展が窺える。

「間違い」のデータベースが機械翻訳の精度を大幅に上げた!?


 実は、翻訳機能と音声認識には深いかかわりがあるという。その一例が、「間違い」を集めるビッグクラウドデータだ。

 タイピングや音声入力等の際に、私たちは毎日数えきれないほどの「間違い」をしている。こうしたミスを集めることで、あるワードに対してどんな間違いがされているかが分かるようになるのが、「間違い」のデータベースだ。

 これが活用されている例が、Googleで検索したときに表示される「もしかして:」。正しいワードに対するミスのデータベースがあるからこそ、ユーザーが入力したかった言葉を予測することができるのだ。

 データベースの発達によって、機械が英語のスペルミスを見つけることだって可能になってきている。今後機械翻訳の精度はますます高くなるため、ホリエモンは「よほどレベルが高い翻訳家にならないとキツイよね」と予想した。


 機械に取って代わられる職業は多いが、いずれは翻訳家もその1つになるのかもしれない。その時に重要なのは、自分にしかできないことがあるかどうか。

 誰でもできることはきっと、将来的には機械にもできるようになる。機械の性能が向上しても稼げる人というのは、人間、機械に関わらず他の人にはない強さを持っている人なのではないだろうか?


 ホリエモンが機械翻訳の仕組みを語った「堀江貴文のQ&A vol.496〜翻訳家はいなくなる!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!


U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する