1. 客室乗務員12年。500万人への接客から学んだ人間関係の法則――『100%好かれる1%の習慣』

客室乗務員12年。500万人への接客から学んだ人間関係の法則――『100%好かれる1%の習慣』

by peter burge

 誰もが一度は、「あの人から好かれたい」と思ったことがあるだろう。でも、何をしたらいいかは見当もつかない。そして、とにかく行動してみた結果はいつも空回り。このような経験も少なくないだろう。

 今回、ANA(全日空)の客室乗務員として12年の経験を積み、500万人以上のお客様と関わってきた著者・松澤萬紀氏が学んだ、人に好かれる行動・言葉・気づかい・テーブルマナー・習慣をまとめた著書『100%好かれる1%の習慣』を紹介する。

100%好かれる1%の習慣「行動の軸は、自分じゃない」

by jfgornet

 他人から好かれようと思って、自分を変えようとする人は少なくないだろう。しかし、自分のなにを変えるのか? それが分からず迷走してしまっては、意味がない。確かになにかを変えることは重要である。ここで筆者は、「相手に対する自分の行動を変える」のだと教えてくれる。

 最低限の身だしなみやマナーは当然である。そこにもう一つ、「相手のことを考えて行動する」ことができれば、自然と好かれるようになると著者は言う。

 自分を磨きに磨いてカッコよくなったとしても、相手が気づかれなければその努力は徒労に終わる。しかし、誰かのために何かをするという行為は、当然相手にもその思いやりや気遣いが伝わるのである。相手に気づいてもらおうと大げさにしては、逆に引かれてしまう。けれども、適度な気遣いは相手を良い気分にさせることが出来る。自分の気分を良くしてくれる相手には、人は好感を持ちやすいのである。

100%好かれる1%の習慣「いつでも素直」

by Markus Goller

 人は自分が間違っていると思うことや嫌なことを言われると、聞き流したり話を中断して間違っていることを指摘したりすることがある。

 しかし、どんなことであっても素直に聞くことが大切であるという。例えば、上司が自分に間違ったことを言ったとする。その時、相手が何を求めていて、どんな対応をすれば良いのかを考えておく。そうすると、その上司と似たような人に出会ったとき、学んだことを生かせるのである。「素直」になって対応するということが大切であると著者は教える。

100%好かれる1%の習慣「大事なのは、習慣化すること」

 相手が悩んでいたり困っていたりする時には、手助けをする。時には、余計なことはせず、相手をそっとしておく。こうした、直接間接問わず相手のためを思って行動することを「気遣い」という。これは、あまりにも当たり前のことであり、大切であることは多くの人が知っている。しかし、実際に気遣いを行える人は少ないと著者は指摘する。

 「気遣い」を意識的に行うことは可能である。けれども、自分が忙しいときや大変なときには意識から外されてしまう。当たり前だけれども、多くの人が出来ないことが気遣いなのである。

 普段から、意識的に他人を気遣うことをしていれば、それはだんだんと習慣化していく。不慣れなことほど不恰好であるが、それが慣れて自然とできるようになれば、相手から好印象を持たれやすくなると著者は述べる。


 人間関係で悩んでいる。どうしても上司や同僚と仲良くなれない。そのような悩みを持っているなら、ぜひこの本を読んで、今までの自分に欠けていた1%の習慣を身に付けてみてはどうだろう。


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