1. 「凡人のまま」で終わるな! ふたつの最強頭脳が明かす「自分を引き出す4ポイント」――『超凡思考』

「凡人のまま」で終わるな! ふたつの最強頭脳が明かす「自分を引き出す4ポイント」――『超凡思考』

出典:www.flickr.com

本書は、いかにして目標を設定し、時間をうまく使い、世の中に溢れる情報を自分のものにし、他者に伝えていくか、ということについて、僕が自分自身と向き合って見つけてきた方法と、恩師の伊藤先生の方法をまとめたものです。

出典:岩瀬大輔・伊藤真(2009)『超凡思考』
 「超凡」。それは、平凡を超えた人、すなわち非凡を指す。スポーツで超凡な人間、頭脳が超凡な人間――超凡の中にも、様々なタイプが存在している。

 岩瀬大輔・伊藤真は、頭脳が超凡な人間の最たる例だ。ライフネット生命保険・代表取締役である岩瀬は、名門ハーバード・ビジネス・スクールで日本人4人目となるタイトル「ベーカー・スカラー」を取得。一方伊藤真は、東京大学在学中に司法試験に合格、そののちに司法試験の学習塾である「伊藤塾」を開塾し、岩瀬大輔を育て上げた。

 今回は、そんな2人の「超凡さ」がいかにして実現されてきたのかが、4つのポイントにまとめられた書籍『超凡思考』を紹介する。

「続けること」が超凡につながる ~岩瀬式目標設定~

私たちの人生は、ある特定の目標を達成したら終わりというものではありません。継続して走り続けなければならない。だからこそ、その場で勝つことだけを目標にしていては、長い目で見たときにうまくいかなくなります。

出典:岩瀬大輔・伊藤真(2009)『超凡思考』
 目標に向かって努力し続けるのは難しい。途中で他のことが目に入ったり、自分の成長を実感できなかったり、理由はいろいろとあるだろう。

 本書では、自分の得意な分野を「極める」ことを目標とするべきだと述べられている。目標を立てたその瞬間から、できるだけ多くの時間を割いて努力することが重要だ。目標をたて、時間をかけて、ひたすらにやり抜くことこそ、超凡になるために求められるマインドなのだ。

「森」を見て全体を把握する ~伊藤式時間術~

by VinothChandar
 「木を見て森を見ず」ということわざがある。ある事柄の一側面ばかりを見てしまい、全体像を捉えられていない状態のことだ。この状態では、事柄に時間を割くとき、全体のどこが重要で、どこが重要でないかがわからない。

 何かに取り組むときは、「森」となる全体像をしっかりと把握し、全体のどこに時間を使うべきで、どこの時間を縮小させるべきなのかを考えることが重要だ。全体像と与えられた時間を照らし合わせ、自分のパフォーマンスが最大限発揮できる組み方をすることで、超凡へ着実に近づくことが出来る。


 本書の持つ決定的な魅力、それは他のビジネス本と違って「既存のフレームワークを提供しない」という点だ。2人は本書の全体を通して、他人のマネをしたところで、何も成長が出来ないと述べている。考え方のハウツーではなく、自分なりの考え方を育成したいと考えている人は、是非とも本書をチェックしてみてはいかがだろうか。


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