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「貯金ゼロ」で本当に大丈夫? 無貯金生活には恐ろしい将来が待っているかもしれない

椿龍之介

2015/06/03(最終更新日:2015/06/03)


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出典:www.flickr.com

 毎月給料を使いきってしまい、貯金ゼロで生活を送っている人は実はそれなりに多い。金融広報中央委員会の2014年の調査でも、3割の世帯は金融資産を保有していないと回答している。

 しかし、貯金ゼロでは将来的に不安ではないだろうか。今回は、貯金ゼロの場合将来的にどうなってしまうのかを紹介していこう。

出産やマイホームの購入など、大型出費のたびに苦労する

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 貯金がゼロだと、出産や家の購入などのライフイベントで多額の費用が必要となった時に、全てをローンで賄う必要が出てくる。

 ローンを組んでしまうと、どのような場合であっても支払いを続けていかなければならない。万が一仕事を辞めなくならなくなった場合などは、ローンによって債務に苦しめられる場合もあるだろう。

老後の生活に大きな不安を抱えることに

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 貯金がゼロだともう一つ気になるのが、老後の生活のこと。年金の支給額が減っているおり、年金だけではなかなか生活するのが難しくなりつつある今、貯金がないと生活水準がどんどん下がってしまうことは確実だ。

 また、若いころのようにローンを組むのも、年金受給者だとかなり困難である。老後の生活水準を保つためにも貯金がゼロの生活からは早めに脱した方がいいのだ。

貯金がゼロの状態を早期に抜け出すためには

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 貯金がゼロの状態を抜け出すために必要なのは、自分のお金の管理をしっかりと行うことだ。貯金以前に家計簿を付けているビジネスマンはほとんどいないと言われている。そのままでは、いつまでたってもお金のコントロールをすることはできないだろう。

 まずは家計簿を付け、自分の出費がどのような内訳になっているのかを知るべきだ。そして、無駄使いだと思った部分を極力減らし、余剰を貯金に回せる生活をするべきだと言えるだろう。


 貯金がゼロだと、将来に対しての不安が計り知れないことになってしまう。まずはお金の管理をしっかりとして、貯金がしやすい体質を作ることで、貯金ゼロの状態から脱することができるようにしなければならないだろう。

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