1. これが次世代の音楽だ。超クールな「MIDI コントローラージャケット」を纏い体全体で音楽を奏でろ

これが次世代の音楽だ。超クールな「MIDI コントローラージャケット」を纏い体全体で音楽を奏でろ

 Apple Watchをはじめとしたスマートウォッチの登場で、更に活気が高まるウェアラブルデバイスの市場。自分の身体をまるでデバイスの一部として利用できるガジェットが多くリリースされている。

 今回紹介するのは、音楽的な観点を取り入れたウェアラブルデバイス「MIDI コントローラージャケット」。文字通り“着る”ことができるデバイスとなっているようだが、果たしてどのような機能がついているのだろうか?

文字通り、身体で音楽をコントロールできる


 MIDI コントローラージャケットとはどのようなものなのだろうか? 両袖にジャイロスコープと加速度センサーが付いており、これによって動きを検知することができる。動きを検知し、音楽のコントロールと同期させることで、身体で音楽をコントロールすることが可能なのだ。

 また、胸の部分(画像でマークが入っている部分)にはドラムパッドが付いており、これによってリズムの変更や設定の変更をすることが可能となっている。基本的な機能はプリセットとして組み込まれているが、操作のコードとライブラリはオープンソースとなっており、自分好みの設定に変えることも可能になっている。

ウェアラブルに足りなかった“ウェア”の要素

 今までのウェアラブルデバイスに足りなかった要素とは何だろうか? 「それはデザインだ」とMIDI コントローラージャケットを開発したMACHINA(マチーナ)のメンバーは言う。

 ウェアラブルデバイスは、その高度なエンジニアリングのため、どうしてもデザイン性が犠牲になってしまう。例えば、未来のデバイスと話題になったメガネ型デバイス・Google Glassが現在普及していないのも、片目にグラスを掛けなければいけないというデザインが原因であると言われている。

 MIDI コントローラージャケットは、このエンジニアリングとデザインの抱えるジレンマを解消すべく、デザイナーの視点を取り入れてプロダクトの開発が行われた。そのため、既存のウェアラブルデバイスにはなかった“ウェア”の要素を取り入れ、ファッショナブルなジャケットが完成したのだ。

ジャケットとしても本物の実力を兼ね揃える


 デザインがいいウェアラブルデバイスであるMIDI コントローラージャケットであるが、肝心のジャケットとしての機能はどうなのであろうか?

 ジャケットは、透湿防水素材と呼ばれるマウンテンパーカーなどアウトドアシーンでも活躍する素材を使っている。内部の汗を逃して外部の水は入らない素材であるため、ジャケットとしての機能も十分だと言えるだろう。また、センサー部分が見えず、縫い目も超音波により圧着されているため、いかにもガジェットといいう雰囲気でなくファッションシーンでも十分に通用するといえるだろう。

 現在、このMIDI コントローラージャケットは欧米で販売が開始されている。しかし、MACHINAのウェアラブルテクノロジー商品を日本で合法的に販売するためには、日本の電波法に適合した無線機器を開発しなければならない。そのための資金をクラウドファンディングで募っている。目標金額は100万円だが、無線機器の再開発と国からの認証取得には約150万円かかるとのこと。

 ファッション×音楽×テクノロジーの融合という未来はすぐそこまで来ている。興味のある方は彼らを支援をしてみてはいかがだろうか。
MACHINAメンバー

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