1. コミュ力の基礎「質問」を設計しよう! 上司に尋ねる前にチェックしたい、質問力がアガる3つの視点

コミュ力の基礎「質問」を設計しよう! 上司に尋ねる前にチェックしたい、質問力がアガる3つの視点

  • 7218views
  • 0fav

by aleutia

 ビジネスにおいて最重要視されると言っても過言ではない「コミュニケーション力」。特に、人に上手にモノを聞き、自分が欲しい答えを貰うための「質問力」は仕事に差をつける。基本的な「質問力」はビジネスマンにおいて必須のスキルではないだろうか。

コミュニケーションとは、「設計」するものだ。

 広告業界では「コミュニケーションを設計する」「コミュニケーションデザイン」というような言葉を使うことがあるが、普段の会話の中でも、コミュニケーションは「設計するもの」だと考えるのが良いかもしれない。

 「笑顔で愛想よく」「相槌を適宜打つ」など、万人に印象良く思ってもらう工夫も大事だが、自分がどう思われたくて、相手がどういう人なのかを考えた上で、戦略的にコミュニケーションを組み立てることこそ、「今からでもできるコミュ力向上法」ではないだろうか。

 では、コミュニケーションを設計するには一体どのような視点が必要なのだろう。基本的なコミュニケーション力となる「質問」における場合について紹介したい。

よい質問を設計するための基本的な3つの視点

 「良い質問」には配慮がある。3つの視点を知り、「とりあえず尋ねる」という無計画な質問からは卒業して欲しい。

あなたの質問は答えやすいか?(質問の精度)

 まずはじめに気にしておきたいのは、「答えやすい質問になっているか」ということ。よくある失敗例は2つ。

 1つ目は、「質問の答えがその人の中にあるのかを判断していない」パターン。その人に聞いてもわからないことを質問したり、そもそも答えがない事に対し、明確な答えが必要な質問をしてしまう人が居る。これは、質問する内容や、質問する相手のことを考えていない質問の最たる例となっている。

 もう1つは「質問の具体性が低い」パターン。「会議の準備はどうやるのですか」よりも、「会議の議題の作り方はどうやるのですか」の方が答えやすいのは、具体性が高いから。究極まで具体性を挙げ、「YES/NO」で簡潔に答えられるようにできれば理想だが、なかなか難しいもの。まずは、自分が聞きたい核となるものは何なのかをしっかり見極め、それをピンポイントで尋ねる質問を考える習慣をつけよう

あなたの質問は答えたくなるものか?(質問の表現)

 具体的で答えやすい質問が出来ても、「なんだか気に障る」質問の仕方をする人は損をしている。思わず答えたくなる質問をする人には、必要最低限以上に質問に答えたくなるからだ。これは、営業などで相手のニーズを引き出す質問をする際などに大きな違いになってくるのではないか。

 だからこそ、質問の表現の仕方には気をつけなければならない。相手に対して失礼はないか、質問内容に対してベストな言葉の表現はどのようなものか、質問をする前に立ち止まって考えてみて欲しい。必ずこの作業が返ってくる質問の量や質に影響するだろう。

 また、質問の言葉的な表現だけでない、ちょっとした気遣いも大切。質問する前に「ちょっとお時間良いですか」と聞いたり、質問した後に「ありがとうございました」と言うことを忘れないようにする。これが、答える人の心を開くことにつながるのだ。

尋ねるタイミングは適切か?(質問のタイミング)

 さらに大切にしたいのが、「質問のタイミング」。どれだけ答えやすい質問を気持ちよくしてくれても、忙しい時にはちゃんと答えていられない。

 ここで気をつけなければならないのは、時間だけでなく「気持ちの余裕」がある時を見計らうこと。ただ予定が詰まっている日を避けるだけでなく、大事なプレゼンの前など集中したい仕事や緊張感のある業務の前は避けたほうが良い。

 お互いに忙しいビジネスマンにとって、質問は特に相手の時間をいただいている意識を持つべき時間。適切なタイミングを随時見計らって、質問を尋ねるようにしよう。

コミュ力の基礎、「質問力」

 基本的な会話は質問とその答えから成り立っていることから、「質問力」はコミュニケーション力の基礎と言っても良いだろう。

 人がモノを気持ちよく話したくなる雰囲気を作り、自分がほしい答えを貰うために、頭の中で様々な配慮をし質問を設計することは、普段のコミュニケーションでも役に立つ。

 高い質の質問には高い質の答えが返ってくるように、高い質のコミュニケーションはインプットの質を向上させる。質問力の基礎となる3つの視点を身につけ、濃度の濃い会話を楽しめるビジネスマンになってほしい。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する