1. あの大ベストセラーが帰ってきた! 伝え方を「完璧に」学びたい人へ――『伝え方が9割 2』

あの大ベストセラーが帰ってきた! 伝え方を「完璧に」学びたい人へ――『伝え方が9割 2』

 『伝え方が9割』と言えば、言わずと知れた「伝え方」のメソッドを解説したベストセラーの書籍である。

 今回紹介するのは、そんな『伝え方が9割』の続編、『伝え方が9割 2』である。本書では、前作の「強いコトバ」をつくる5つの技術に加え、さらに3つの技術を公開している。以下で詳しくみていこう。

 前作、『伝え方が9割』の内容が気になる方はこちらへ↓

度合いは「数字」で表せ!~ナンバー法~

 『伝え方が大切』という本と、『伝え方が9割』という、内容は同じでタイトルのみ違う本が並んでいたとする。このときにどちらの方が手に取られやすいか。答えは圧倒的に『伝え方が9割』のほうが多い。

 なぜなら、『伝え方が大切』という本の重要度は、なんとなくわかりはするけどやっぱりよくわからない、と何とも微妙な形でしか伝わらないからだ。一方で『伝え方が9割』というタイトルにすると、どれほど重要なものなのかが具体的に数字となって表れる。そのため、より重要度が理解されやすく、手に取ってもらえる確率も上がるというしかけだ。

 このように、重要度を「数字」で表現することを「ナンバー法」という。このナンバー法、さらに深いテクニックが存在しているが、詳しくは本書をチェックしてほしい。

「妖怪」+「ウォッチ」=「妖怪ウォッチ」~合体法~

この世の中にある新しいものとは、そのほとんどが「2つのものの組み合わせ」で生まれます。

出典:佐々木圭一(2015)『伝え方が9割2』
 妖怪ウォッチと言えば、ご存知の通り今や日本中をにぎわせている大人気ゲームのことである。このゲーム、もちろんコンテンツ性が素晴らしかったのが一番の成功要因であるが、ネーミングにもヒット要因が存在している。

 「妖怪」も「ウォッチ」も、普通に聴くぶんには、なんら面白みもない普通の単語である。しかし、この2つを合体させた途端、大人気のコンテンツが誕生した。これぞ「合体法」のインパクトであるといえる。なにかのネーミングに苦悩しているとき、「合体法」を用いてみると、なにか新しい世界が見えてくるかもしれない。

「No.1」はみんな大好き!~頂上法~

日本で一番高い山は知っていますよね?もちろん、富士山です。ではその次に高い山は知っていますか?多くの人が知らないと思います。

出典:佐々木圭一(2015)『伝え方が9割2』
 「売上No.1」という言葉。全く興味のない商品だったとしても、人はなぜだかこの「No.1」に惹かれてしまうものである。なぜこの商品がNo.1なのか、気になって少し見てみよう、なんて言っているうちにいつの間にか買っていたりする。No.1の力はそれほどまでに強いものだ。

 しかし、全ての商品がNo.1なわけではない。No.2がいるからこそNo.1があるのは、当たり前の話である。では、そういった商品はどうすればいいのか。簡単だ。「No.1っぽい名前」をつければいいのである。

 たとえば、「世界一受けたい授業」。別に世界中で「あなたはどの授業が一番受けたいですか」アンケートをとったわけではないということはおそらく視聴者全員がわかっていることだろう。しかし、このようなメッセージングをされるとなんだか気になってしまうものだ。このように、「No.1っぽい名前」をつけることで、自分の言いたいことが相手に効果的に伝えることが出来る。

 これら3つの新たな技法に加え、実況中継形式でよりわかりやすく解説をしているパートや、名刺入れに収まる「超・携帯版」などが追加されている。『伝え方が9割』を読んで、さらに「強いコトバ」を作りたいと思った方は、是非とも本書をチェックしてほしい。


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