1. 英語を基礎から「もう一度」覚えたい人へ。「使える」英語のバイブル『一億人の英文法』

英語を基礎から「もう一度」覚えたい人へ。「使える」英語のバイブル『一億人の英文法』

 多くの人が、社会に出てしばらくは英語を使う機会がほとんどない。しかしある時、突然英語を使うシチュエーションが来る。海外出張、社内の国際化あるいはM&Aなど、その「突然」は実にさまざまである。

 そんな時、英語が即座に「話せる」社会人はなかなかいない。なぜなら、社会に出ているうちに、英語の基礎をゴッソリと忘れてしまうからだ。

 今回紹介する『一億人の英文法』は、このような、「英語を一度忘れてしまった人」にうってつけの英語学習教材だ。この本のオススメポイントを紹介していこう。

「文法」への苦手意識がなくなる

 社会に出て真っ先に忘れていく英語のキーポイントともいえる「文法」。学生時代に、苦手なイメージを抱いていた方も多いはずだ。本書では、700近いページ数に、イラストや具体例などを凝縮させている。そのため、一つ一つを詳細に説明しているだけでなく、非常に網羅性の高いものとなっているのだ。

 また、書中の日本語に時折口語の表現を混ぜることで、著者をより親密に感じることができ、学習に対して抵抗が薄らいでいくのも魅力の一つだ。

「ネイティブ」の考え方を「客観的」に表現

 当たり前の話ではあるが、英語を使ってコミュニケーションをとる際、大抵の相手は日本人ではない。多くの場合が、英語を母国語として使っている人々、いわゆる「ネイティブ」とのコミュニケーションになるだろう。

 本書では、「ネイティブ」がどのような気持ちで言葉を使っているのかについて、「日本人の観点で」事細かに説明がなされている。そのため、言葉を超えた理解、いわゆる「ニュアンス」の部分まで理解をすることができるのだ。そのため、ネイティブが使う独特の言い回しや、複雑な熟語にも「ニュアンス」で対応できる力が身に付く。

「事典」ではなく「読み物」として学習できる

 この本が他と一番違うのが、従来の学習教材に見て取れるような、自分の調べたいことだけを調べられる「事典」形式なのではないということだ。本書は、最初から読み進めていく「読み物」の形式をとっている。

 読み物であるということの利点として、気軽に学習を進められるというものがある。いざ学習をしようとしても、自分がなにを理解していなくて、何を勉強すればいいのかがわからないというケースは多い。しかし、読み物の形式をとっているものならば、しおり一つで自分がどこまで学習できたかがわかる。

 すなわち、「読み物」として英語を学習できることで、学習に対しての「やる気」が大きく上がるのだ。

英語を基礎からもう一度覚えなおしたい方も、ネイティブに近い英語を使えるようになりたい方も、是非この本を礎に勉強してほしい。



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