1. 「ご一緒します」「さすがですね」は目上の人にNG! 意外と知らない『大人の敬語常識』を学ぶ

「ご一緒します」「さすがですね」は目上の人にNG! 意外と知らない『大人の敬語常識』を学ぶ

出典:pixabay.com

 ビジネスパーソンにとって必要不可欠なものの一つ、敬語。上司や先輩、取引先の顧客との会話の際、話の内容と関係ない部分で印象を悪くしないためにも、最低限の部分は押さえておきたいところ。

 そこで今回は、弁護士から主夫まで、様々な職業で構成されている雑談ユニット"トキオ・ナレッジ"の著書『大人の敬語常識』から、良く使ってしまいがちだが実は誤りな敬語について、いくつか取り上げて紹介していく。

「部長、私もご一緒します」

 この言葉は、主に同格の人に対して使う言葉である。従って、上司に対して「部長、私もご一緒します」と発言するのは適当ではない。自分が上司と同じ立場にあると考えているような物言いになってしまうからだ。

 この場合、「ご一緒させて頂きます」「お供させて頂きます」と話すべきだ。

「さすが部長ですね」

 「さすが」という言葉には、その事実に感心する様子という意味だけでなく、ある事実を認めた上で否定する、「そうはいうもののやはり」という意味もある。

 つまり「さすがおできになりますね」という言葉で言えば、「(大したことのないあなたでも)さすがに(この程度のことなら)おできになりますね」と捉えられてしまう可能性があるのだ。

 上司を褒めようとするのではなく、「ありがとうございます」「勉強になります」などの言葉で、感謝や尊敬の気持ちを伝える必要がある。

「とんでもありません」

 「とんでもない」の「ない」を否定の助動詞と考えて敬語に置き換えた結果、「とんでもありません」や「とんでもございません」と言ってしまいがち。しかし「とんでもない」は、これ自体で一つの言葉である。

 上司や目上の人に対する正しい丁寧な言い方として、「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」とすべきようだ。

「あの似顔絵、そっくりでいらっしゃいますね」

 会話相手に敬意を表する気持ちが行き過ぎて、物にまで敬語を使ってしまう。これは、ありがちではあるが避けたい間違いだ。

 この場合の正しい表現は、「あの似顔絵、そっくりですね(~さんによく似ていますね)」となる。


 今回挙げた中に、普段使ってしまっていた表現はなかっただろうか? 言葉遣いを洗練させたいと思った方はぜひ『大人の敬語常識』を一度お手に取ってみては?



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