1. 元氷河期就活生にチャンス到来か 「リベンジ転職」を検討する際に気をつけるべき二つのこと

元氷河期就活生にチャンス到来か 「リベンジ転職」を検討する際に気をつけるべき二つのこと

出典:www.photo-ac.com

 3月は大学生の就職活動が本格化するとともに、転職市場の求人がピークを迎える時期でもあります。現在の転職市場をにぎわせているキーワードの一つに、「リベンジ転職」があります。

 一体、リベンジ転職とはどのようなものでしょうか?

リベンジ転職とは

 リベンジ転職とは、いわゆる「就職氷河期」に就職活動をして、意中の会社や業界に入れなかった人が、かつての夢を叶えたり、より条件のよいポジションに就いたりするための転職活動を指します。

 2009年以降はリーマン・ショックや東日本大震災の影響で新卒採用市場が冷え込み、「(1991年から始まったバブル経済崩壊後の)就職氷河期が再来した」といわれるほどでした。内定獲得に至ったものの、企業の業績悪化を受けて内定を破棄される「内定取り消し」が話題になったのもこの時期です。

 しかし2014年以降は、東京オリンピック開催が決定したことから関連業界を中心に大量採用をする意向の会社が多く現れました。また、人手不足に悩む業界や、他社との競争においてより優秀な人材を求める企業が中途採用に力を入れていることなども、リベンジ転職をしやすい環境を形成しています。

 このような状況下では、過去に就職活動で悔しい思いをした人が「転職しよう!」と考えるのも頷けます。とはいえ、リベンジ転職をする際に気をつけたいこともあります。

リベンジ転職希望者が気をつけるべきこと

 リベンジ転職を考えている人に気をつけてほしい点は、以下の二つです。

その会社に見合うスキルや経験があるか

 中途採用の場合、自分の能力に加えて実績を企業にアピールしなければなりません。その際、企業にとって「この人をうちの会社に迎えたら、より業績が上がるだろう」と想像させるような内容でないと、転職活動は難しくなります。

 そのためには、今まで自分が歩んできたキャリアの棚卸しを行い、職務経歴書を作成して、実績を数値化して客観的に自分の実績が分かるようにしましょう。

転職して何を得たいのか

 転職したい企業や業界のネームバリューや平均年収に惹かれているだけでは、リベンジ転職をしたとしても満足できるキャリアを築けるは分かりません。むしろ、それらのポイントしか見ていないことが原因で、転職前より不満が大きくなってしまうことも考えられます。かつて就職活動をしたときの様に、自分は何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのかなどを考える必要があるでしょう。

 これらのことは自分一人で考えるだけではなく、先に転職を経験した先輩やキャリアアドバイザーに意見を聞くことをおすすめします。


 もちろん、上記のことを考えた結果「今の会社や業界で頑張ろう」という結論に至る人もいるでしょう。リベンジ転職をするにせよしないにせよ、大事なのは「自分が納得できるキャリアを築けるか」ではないでしょうか。

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