1. 好きな場所でやりがいを追求する。注目を集める「Uターン転職」「Iターン転職」という働き方

好きな場所でやりがいを追求する。注目を集める「Uターン転職」「Iターン転職」という働き方

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 皆さんは就職や転職を考える時にどのような条件を考えますか? 年収や働きやすさや環境など、決め手になるものは様々でしょう。

 現代の日本における大きな課題の一つに、様々な企業や人口が東京に密集して生活を送っている「東京一極集中」があります。そのような中、地方から上京した人や長年東京で生活をしている人が地方の環境を求め、地方に転職をするケースが増加しているようです。

「U・Iターン転職」は「環境」を重視した転職

 最近増加している「U・Iターン転職」。これは両方とも地方に転職をすることを指していますが、Uターン転職とIターン転職では意味が違っています。

「住みやすさ」や「安心感」に突き動かされるUターン転職

 まず「Uターン転職」とは、地方で生まれ育った人が都会の学校に進学するために上京、その後都内の会社に就職し、再度生まれ育った地方に職を求めるというもの。

 実際にUターン転職をした人は、「東京の生活が肌に合わなかったから」という理由で決意をした人が多いようです。多くの人は、朝の通勤ラッシュ時の通勤電車が象徴するような人の多さや、ビルが立ち並ぶ風景にストレスを感じ、故郷の「住みやすさ」や「安心感」を求めUターンを行なっています。さらに、実家が近くにあるため、介護などの緊急の事態に駆けつけやすいというメリットも。

 実際に、4年前に行なわれた政府の調査では、約3分の1の人が地方に戻っていることがわかりました。自分が生まれ育った環境に感じる愛着から、「地元に何か恩返しをしたい」という転職者もいるようです。

「人生の充実度」を優先させたIターン転職

 次に「Iターン転職」とは、都心で生まれ育ち、その後就職も都内で行なった人が地方に職を求めるというもの。Uターン転職とは異なり、地方で過ごしたことがない人が地方に転職を行います。

 企業規模の大小に関わらず10年後も今の会社や職業が安定しているという保証が無くなった現代。その認識が周知されたことによって、「どうせ働くなら良い環境で働きたい」という思いが増大したのが、このIターン転職。

 自然溢れる開放的な環境で仕事だけではなく、生活そのものの充実度を向上させようと考えた結果、Iターン転職が広まっているようです。

 しかし、このIターン転職には大きな落とし穴があります。産まれてから一度も地方で生活をしたことがない人が地方で生活をするため、地方での生活に順応出来ないケースも。地方では、現在の東京では薄れてしまった人付合いが一般的であったり、首都圏と比べて情報量が少なかったりと問題は様々。思い描いていた生活と異なる面に対応出来ない人も少なくないようです。

U・Iターン転職をするために

 では、実際にU・Iターン転職を考えた場合、転職活動はどのように行なえば良いのでしょうか。

ポイントは将来を見据えた「長期的な転職活動」

 U・Iターン転職の場合、一般的な転職活動とは異なり「思いついたらすぐに行動」する必要があります。というのも、首都圏と比較して地方では求人数が少なく、いつ求人が出るかが予測しづらいからです。

 しかし、自治体が地域活性化に向けて帰省ラッシュ時に転職の相談会を開催したり、転職支援サイトも積極的にU・Iターン転職のための支援を行なっているため、現在は比較的に地方への転職が視野に入れやすいと言えるでしょう。

地方への転職には「資金面」での負担も

 さらに、一般的な転職活動と比較して様々な面で経費がかかります。面接の際に地方に直接赴く必要性があるため、その交通費や宿泊費、それに加え転職先決定後の引っ越し費用などが必要です。

 しかし、最近では地方創生の観点から政府が主体となってU・Iターンに対する支援を行なっており、空き家の改修や引っ越し費用の支援が受けられるケースもある見通しです。


 首都圏で働くことと比較して、一般的に地方では収入が減少する傾向にあります。収入が減少しても、首都圏とは異なり生活費が少なくて済む場所もあり、それほど生活に変化はない可能性も。自分のキャリア形成では何を重視したいのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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