1. 実用性とデザイン性を兼ね備えたインテリアとしての椅子。定番デザイナーズチェアの魅力

実用性とデザイン性を兼ね備えたインテリアとしての椅子。定番デザイナーズチェアの魅力

出典:www.houzz.com

 自室やリビングに置く椅子は、快適に座ることができればなんでも良いと思っている人も多いのではないだろうか。

 しかし、椅子のデザインで部屋全体の雰囲気が様変わりすることを知れば、考え方が変わるかもしれない。インテリアに無頓着な方でも、デザイナーズチェア一つで部屋を華やかに演出できる。

 今回はインテリアとしても秀逸な定番のデザイナーズチェアを紹介する。

Barcelona Chair(バルセロナチェア)


出典:www.modrestoration.com

 デザイナーズチェアの定番として、真っ先にイメージするのがバルセロナチェアといっても良いほどで、既にご存じの方も居るのではないだろうか。

 「Less is more.(少ないことは、豊かなことだ)」という言葉で有名な20世紀モダニズムの代表的なドイツ人建築家、ミース・ファン・デル・ローエの作品である。

 もともとはバルセロナ万博博覧会にてスペイン国王夫妻が座るために作られた椅子。脚部は洗練された曲線で大変美しい。また、デザイン性だけでなくクッション性能も良く座り心地にも満足できるだろう。



Egg Chair(エッグチェア)

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 エッグチェアは、デンマークのモダニズム建築家、アルネ・ヤコブセンの作品。

 元は、ホテルのラウンジ用にデザインされた椅子であり、ホテルの内装との相性を考えて作られたものだそう。彼の作品は他にも、セブンチェアやアントチェアなど有名なものが多い。

 卵型のシルエットは個性的で、一般家庭の部屋にミスマッチなようにも思えるが、部屋のインテリアの中心になるカラーに合わせることで意外なほど馴染みが良い。身体を包みこむような座り心地で、あまりの心地良さにうたた寝してしまいそうなほど。



Diamond Chair(ダイアモンドチェア)

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 椅子全体がワイヤーで作られているという特徴をもつダイアモンドチェアは、アメリカで活躍したイタリア生まれのデザイナー、ハリー・ベルトイアの作品。チャールズ&レイ・イームズと共にデザインに必要な技術開発を行ったことでも知られている。

 前衛的なフォルムだがミニマルな質感で、どのようなスタイルのインテリアにもマッチするだろう。

 全てがワイヤーで作られているということから座り心地に疑問を持つ方もいると思うが、ダイアモンドチェアのデザインを崩さないクッションやカバーを付けることが出来るので全く問題はない。



 今回ご紹介したデザイナーズチェアは1920〜1950年代ごろにデザインされたもの。正規品は非常に高価であるが、すべて意匠権が切れており、リプロダクト家具(または、ジェネリック家具)として手頃な価格で購入することができるのも魅力だ。

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