1. 創造性のカギを握るのは、大人げなさ 『大人げない大人になれ! 』

創造性のカギを握るのは、大人げなさ 『大人げない大人になれ! 』

出典:www.pakutaso.com

 商品やサービスの差別化が求められている今、私たち自身も周囲の動きに合わせるような常識人から脱却する必要があるのかもしれない。

 マイクロソフト元社長である成毛眞氏も、「突出した成果をあげている人物は、大人げない人ばかりだ」と、自身の著書で話している。

 今回は、その著書『大人げない大人になれ!』の一部から、「成毛氏の価値観」「私たちの性格」という点にスポットを当てて、内容をご紹介していく。

「あまのじゃく」になれば、物事の本質に迫れる

 著者は、子どもの頃の反抗期が延々と続いているような感じの「あまのじゃく」なのだそう。もちろん、著者がこの姿勢を変えないのには理由がある。それは、あまのじゃくの考えが、あえて否定することで意見対立の核心(物事の本質)に迫っていけるという点で有用だから。

 わざと相手の意見を否定する「あまのじゃく」になるには、「なぜ」を生み出す発想力や相手に嫌われても構わないという勇気が必要。これは、多くの人に嫌がられるかもしれない。しかし、1割ぐらいの人は必ず面白がってくれる。こうした変わった人たちを味方につけるのが著者の戦略である。
 
 奇抜なアイデアを生み出すためには、常識を疑う「なぜ?」の問いかけが重要なのだろう。

性格は、変えるより活かし方を考えよう

きっと「不屈の精神」の次には、「果敢な行動力」でも身につけようとするのだろう。(中略)目的と手段を履き違えるとはこのことである。

出典:成毛眞 (2009)『大人げない大人になれ!』

 困難に直面しても決して挫けたり諦めたりしない「不屈の精神」。これを持っていれば、物事を成功させる可能性は高まるだろう。しかし、そういった成功者が持つ要素ばかり追いかけていては、それを手にしようとする努力だけで一生を終えてしまう恐れがある

 著者自身は自分の性格を変えようと思ったことは一度もないそうだ。不屈の精神を持っている人には持っている人の、持っていない人には持っていない人なりのやり方がある。

 たとえ飽きっぽい人でも、どんどん切り替えて新しいことに取り組むことで、不屈の精神を持つ人と同じくらいの成功を手に入れられるはず。周りのお手本となるような人間を目指すのではなく、本来ある自分の性格をどう活かすかを考えることが大切だろう。


 自身の中にある「大人げなさ」をどう扱うかで人生が変わっていくと伝える『大人げない大人になれ!』。もっと中身に触れたいと感じた方は、ぜひこの本をチェックしてみてはいかがだろうか?


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