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Googleが採用したい人材「スマート・クリエイティブ」の特徴とは

坂本茉里恵

2015/03/05(最終更新日:2015/03/05)


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Googleが採用したい人材「スマート・クリエイティブ」の特徴とは 1番目の画像

  今や世界中で使用されるインターネット。そのインターネットになくてはならない存在になったのがGoogleです。

 変化の激しいインターネットの世界でGoogleがトップに立てたのは、ひとえに「スマート・クリエイティブ」な人材を企業の中に多く抱えているためです。

 ではGoogleが採用し続けているスマート・クリエイティブな人材とは、どのような人なのでしょうか?

創造力や実行力のある人材「スマート・クリエイティブ」

 Googleで働いている優秀な人材を見てみると、一昔前に「優秀」と言われていた人材とは全く違うタイプです。以前「優秀」と言われていた人材は、組織の中で自分に与えられた任務を確実にこなしているような人でした。

 しかし、現在の優秀な人材はそういった任務に縛られていません。自由に発想し、それを行動に移すことを許されています。

 こういった人々は仕事に対する専門知識が深く、経験値も高いのです。また別の視点に立って考えることも上手なため、創造力に長けています。主体性があり、自分から何かを行うという実行力もあります。

Googleにスマート・クリエイティブな人材が多い理由

 では、Googleにスマート・クリエイティブな人材が集まる理由とは何なのでしょうか?それはGoogleがスマート・クリエイティブな人材が働きやすい環境を整えているためです。

 現在の多くの企業は規定や事業計画などがあります。しかしGoogleでは、細かい規定や、明確な事業計画がありません。そういったものは変化の速い現代のスピードに追い付かず、スマート・クリエイティブな人材の自由な創造力を潰すことになるためです。

 そこでGoogleでは戦略的土台だけを作り、計画は常に変化しても問題ないようにしています。ここにさまざまな情報やアイディアが加わることによって、誰も考えたことのない新しいアイディアやイノベーションに辿りつくことができます。

スマート・クリエイティブな人材はどこにいる?

 スマート・クリエイティブな人材は、彼らが育つ環境を整えているGoogleだからいるわけではありません。スマート・クリエイティブな人材は、企業や学校など、どこにでもいます

 特に医師やデザイナー、エンジニアなど専門的な技術を持ち、新しいものを作り出せる人はスマート・クリエイティブな人材になれる可能性が高いです。今までの常識に疑問を持ち、新しいことに挑戦していく意欲と能力のある人であれば、誰でもスマート・クリエイティブな人材になり得るのです。

 
 常に新しいことを発信し続けるGoogleが成功している裏には、スマート・クリエイティブな人材の存在があります。これから企業を成長させようと思ったら、今までの慣習に捕らわれないスマート・クリエイティブな人材をいかに確保するかが大切になるのかもしれません。

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