1. 『実践 デザイン・シンキング』全てのビジネスパーソンがクリエイティブになる時代へ

『実践 デザイン・シンキング』全てのビジネスパーソンがクリエイティブになる時代へ

by Hampton Roads Partnership

 単に、商品やサービスを売っても簡単には売れない時代。企業は魅力的な商品を作り、その魅力を消費者にいかに伝えていくかを考える必要がありそうです。

 その参考になるのが、一流のデザイナーたちの考え方を模倣しビジネスに応用するデザイン・シンキングという思考法。

 今回は、日経デザインが編集を手がける『実践 デザイン・シンキング』という本からデザイン・シンキングについて、一部をご紹介します。

デザイン・シンキングとは何か

 デザイン・シンキングとは、専門家でなくとも一流のデザイナーなど、クリエイティブな仕事を行う人の発想方法を参考にした思考法のこと。

 ビジネスパーソンにとって、なぜデザイン・シンキングが必要なのでしょうか。著者によると、デザイナーの思考を模倣してビジネスの現場で応用することで、誰もがイノベーションを起こせるかもしれないそうです。

 時代が発展するほど、新しい商品やサービスが生まれづらくなります。そのため、今こそデザイン・シンキングを学ぶ必要性があるのだそう。

クリエイティブなモノにもニーズは必要

 一流のデザイナーたちは、自分の理想を追い求めてクリエイティブさを追求していると思いがち。実は、クリエイティブな人ほどニーズに焦点を当てアイデアを発展させていました。

 クリエイティブな商品やサービスにこそ、「消費者が何を欲しているか」を入念に調査する必要です。消費者の行動を観察し、考え方や行動、感情を事細かく調べたり、インタビューも怠らないのだそう。

 そして、入念な調査の結果、消費者がなにを求めているのか明確になった時点でプロトタイプの作成と検証を行うそうです。このことから、最も重要なのは商品やサービスのアイデアなのではなく、消費者のニーズというのがわかりました。

一流のデザイナーに近づくためには

 デザイン・シンキングでは、消費者のニーズを調べることが大切ということがわかりました。それだけでなく、一流のデザイナーたちは、消費者の調査から議論をさらに発展させていくと著者は述べています。

 議論を発展させる方法として、ブレインストーミングなどの手法を用いましょう。議論でイメージが明確になったらすぐにプロトタイプを作成して検証を行います。

 このプロセスを何度も繰り返すことで、洗練されたクリエイティブな商品やサービスを生み出せるそうです。企画から完成まで時間を掛け、丁寧にアイデアを詰めていくことが、一流のデザイナーに近づくための近道ではないでしょうか。


 『実践 デザイン・シンキング』から、デザイン・シンキングという考え方と、その実践方法を中心にご紹介しました。この本には、企業がデザイン・シンキングを実践した事例も豊富に載っています。続きが気になった人は、ぜひ手にとってみては?


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