1. モバイル決済市場の勢力図が変わるかも? サムスンが「Apple Pay」に真っ向勝負を挑む

モバイル決済市場の勢力図が変わるかも? サムスンが「Apple Pay」に真っ向勝負を挑む

by Janitors

 2014年10月20日に米国でサービスが開始され、急速な勢いでシェアを伸ばしているAppleの決済サービス「Apple Pay」。

 その勢いはとどまるところを知らず、ついには米国政府の公的給付金の引き落とし口座に採用されることも決定するなど、半年も経たないうちに米国のモバイル決済市場で不動の地位を築きつつあります。

 そんな絶好調の「Apple Pay」を倒すべく、韓国の大手電子メーカーSAMSUNGがワイヤレスモバイル決済システムを手がける「LoopPay」を買収したそうです。

ワイヤレス決済システム「LoopPay」を買収

 買収にかかった具体的な金額は明らかになっていませんが、「Business Insider」によると、SAMSUNGはGalaxyシリーズの最新モデル「Galaxy S6」に「LoopPay」の技術を組み込むことを計画しているとのこと。

出典:www.looppay.com

 SAMSUNGが買収に動いた「LoopPay」は、2012年に誕生したスタートアップ企業で、クレジットカードの磁気ストライプを非接触で読み取る技術「Magnetic Secure Transmission」を開発しています。

 この技術は、クレジットカードを通さなければならない店頭決済端末を非接触型リーダーに変えるというもの。この技術に対応したスマホケースを装着し、クレジットカードを登録。あとは、ユーザーがスマホをかざすだけで決済を完了させることができます。

 店側はカードリーダーなどを新しく導入する必要はなく、既存の決済端末を利用することが可能。

「Apple Pay」を脅かす存在に?

 すでに「LoopPay」は全米1000万以上の店舗で導入されており、既存の決済端末の約90%で利用できるとのこと。それに比べ、「Apple Pay」は全米の3%ほどの店舗でしか利用できません

 また利用できるカード会社数も、「Apple Pay」が90社のみに限られる一方で「LoopPay」は1万社以上のカード会社に対応しています。こうした状況から、「SAMSUNGの『LoopPay』買収は『Apple Pay』を脅かす存在になるのでは?」という声も。

出典:www.looppay.com

 また公式HPに書かれている「Apple Pay vs LoopPay」という一文からは、「LoopPay」が「Apple Pay」を倒すという思いも伝わってきます。

 このSUMSUNGの「LoopPay」買収が、モバイル決済市場にどのような影響を与えるのか。今後の動向からも目が離せそうにありませんね。

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