1. アリババ、東南アジアでの事業拡大を推し進める。年間60億ドルと急成長のインドネシアEC市場へ

アリババ、東南アジアでの事業拡大を推し進める。年間60億ドルと急成長のインドネシアEC市場へ

出典:www.cnbc.com

 シンガポールの郵便事業大手の「シンガポール・ポスト」に出資するなど、東南アジアへの事業展開を推し進めるアリババ。

 東南アジアはマレーシア、シンガポール、インドネシアの中華系人口だけでも約1400万人を誇っており、アリババが今後さらなる成長をしていくためには、アリババとって欠かせない市場と言えるでしょう。
 
 そんな中、アリババはシンガポールに続き、インドネシア国内のEC市場に本格参入する動きを見せています。

成長著しいインドネシアのEC市場へ

Indonesia’s active internet population is developing extremely fast, currently 83.6 million users and it is projected to be 93.4million by 2015 (source: eMarketer 2013).

The value is forecasted to reach USD 12 billion by the end of 2014 and USD 18 billion by 2015.

出典:E-commerce in Indonesia – Outlook, Prospects, and ... - KADIN BSD

 「KADIN Business Support Desk」によると、インドネシアのインターネットユーザーは9,340万人ほどに達しており、EC市場に関しては一年間で60億ドルの急成長を見せているとのこと。

 この成長市場で新規顧客を獲得するために、まずアリババは海外向け英語通販サイト「全球速売通(アリエクスプレス)」を実験的に展開していくことを発表。

 第一段階として、アリババは「淘宝(タオバオ)」といった中核事業ではなく、「アリエクスプレス」という小規模なサービスの展開から始めていくようです。

東南アジアでの中核事業展開の先駆けに

 この展開方法が上手くいった場合、アリババはインドネシアの中核事業を展開していくそう。いまだ日本やアメリカなどの先進国以外での認知度は低いアリババですが、中華系人口の多い東南アジアでの地位を着実に確立していきたいという狙いが伺えます。

 新興国向けに中国本土からあまり出たことのない「淘宝(タオバオ)」や「Tmall事業」を東南アジアで展開できるかどうか、今後注目が集まりそう。

 
 東南アジアを中心に海外事業に力を入れるアリババ。すでにAmazonや他のECサイトが進出している中、どのような戦略でその牙城を切り崩していくのか、期待したいところですね。

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