1. 大切なのは、男女ともにお互いを尊重する姿勢。女性の活躍を後押しする「DELL」の取り組み

大切なのは、男女ともにお互いを尊重する姿勢。女性の活躍を後押しする「DELL」の取り組み

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 女性の社会進出が目覚ましい昨今ですが、出産や育児などで会社を辞める女性はいまだに多い世の中。復帰したいと思っても、小さな子供を抱えているとフルタイムで働くのはなかなか難しいものがあります。子供がネックになって雇ってもらえないということも多いでしょう。

 しかし近年、産休や育休など女性が会社を辞めなくて済む制度をきちんと整える企業も出てきています。では、そのような企業では一体どのような制度を整えているのでしょうか?

女性の復帰率が9割の企業「DELL」

 女性が働きやすい職場環境を整えている企業の代表格として、PC事業やソリューション事業を行っている世界的企業「DELL」があります。DELLでは産休や育休の制度が整っており、女性の管理職も多くいます。仕事への復帰率は実に9割にも上ります。

 この背景にあるのは、女性が働きやすい環境づくりです。DELLでは産前42日と産後56日の産前産後休暇中は給与の75%、産前産後1年間取得できる育児休暇では給与の50%が支払われます。また子供が3歳になるまでは9時から16時という通常より短いシフトで働くことも可能です。

 他にも出産一時金や育児補助金といった制度もあり、女性が安心して子供を産み、仕事をしながら育児が出来る環境が整っています。このような制度が整っているため、社内に既にロールモデルがいることも、女性の復帰を支える大きな要因と言えるでしょう。

男性管理職も「お互い様」の精神

 DELLではこういった制度を整えているため、男性の管理職も「お互い様」の精神を持っています。仕事上は厳格な男性上司でも、家に帰れば普通のお父さんです。そのため家庭を大切にすることに理解があり、部下に子供が生まれるとわかると、辞めるよりも制度を利用することを推奨するそう。

 また、マネジメント層や男性社員の産休や育休の取得も多く、お互いのライフスタイルを尊重する姿勢が整っています。これはマネジメント層が既に産休や育休を取得していることにより、男性が産休や育休を取得するという男性のロールモデルにもなっているためです。

 「社員が働きやすい環境を整えることで企業が成長していく」ということが、マネジメント層から社員に至るまで深く浸透していると言えるでしょう。

女性が活躍する社会を作るために

 政府は女性の社会進出のため、2020年までに女性の管理職の割合を30%にすることを目標にしています。しかし、女性が社会進出を果たしていくためには、壁となる妊娠や出産、育児といったライフイベントを乗り越えられる制度を整えることが必要です。

 DELLはそのロールモデルともいうべき会社で「Women in Search of Excellence」という女性のためのプログラムも行っています。これは女性向けの勉強会などを行うプログラムで、女性のモチベーション喚起や起用に役立っています。


 女性が社会進出を果たすことで、今までの仕事のスタイルも徐々に変わってきています。今後、女性の活躍する場面を増やしたいと考えている企業も多く、女性が安心して働ける環境づくりは今後も増えていくでしょう。

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