1. 「多くの人が抱く成功」に振り回されている時間はない 『答えを探さない覚悟』

「多くの人が抱く成功」に振り回されている時間はない 『答えを探さない覚悟』

出典:pixabay.com

 自身の「働く」を考えたとき、有名企業や大企業に勤める、という模範回答を出す人は少なくないように思います。

 しかし、ジョブズから「日本を元気にしてほしい」との命を受けた、元アップル・ジャパンの山元賢治氏によれば、「多くの人が目指す成功」ではなく「自分だけの成功」を見つけるべきだそうです。

 そこで今回は、山元氏の著書『答えを探さない覚悟』から、なりたい自分に本気で近づくために必要となる行動とは何か、についてお伝えしていきます。

自分の根幹がはっきりしてないと、達成感も幸福感も得られない

「みんなが思う幸せや」「みんなが目指す成功」に振り回されていませんか

出典:山元賢治(2014)『答えを探さない覚悟』

 これから就職をする人や転職を考える人が向き合ってほしいのは、何をしたら自分にとっての成功なのか。

 「有名になりたい」「幸せな家庭を築きたい」など、どんな成功でも構いません。次に、自分が成功したいという形を具体的に、もう少し深く自分の胸に聞いてみます。もし成功のイメージが沸かなければ、自分がいつ達成感を得ているのかを考えましょう。

 自分の胸の奥深くをのぞき込むことは難しい作業です。しかし、世間の圧力や親の期待・友人との比較・自分のプライドなど、社会の常識を取り払わなければ本当の自分は見えてこないと著者は語ります。また、何をしても達成感や幸福感を得られないとも……。

 自分の命を何に使い、世の中をどう変えたいのか、一度じっくり向き合ってみては?

ビジネスにおいても体力は必須!

 途中で投げ出さず、成功するまでやり抜く体力は、最低限のビジネススキルと言われています。それは、たとえ気持ちがあっても体力がないと頑張れず、課題の完成度は低くなってくるから。

 日本で合宿型の会議をすると、毎晩夜中までお酒やカラオケで夜更かしをするのが日常的。しかし、アップルの幹部会議などでは、それらはほどほどに、十分な睡眠をとり、翌朝5時過ぎにはジムは超満員というのが常だそう。

 仕事の世界で「体力がないから……」は言い訳になりません。会議で居眠りをしている日本人の姿に加わらないためにも、仕事をやり抜くだけの体力を身につけましょう。

当事者意識を持って一歩先へ

 最も心に留めておいて欲しいのが当事者意識、つまり「自分のこととして捉える気持ち」を持つことです。

 「私がやります」「自分の責任で行う」と断言できる人は日本に多くありません。
しかし、見方を変えれば、これはチャンス。周りのほとんどが当事者意識を持っていない中で意識を強く持てば、リーダーになれるなどのチャンスが巡ってくるはず。

 著者の開催する山元塾ではよく「君が大統領だったら、この国をどうしたい?」という「大統領クイズ」が行なわれているそう。これには被害者意識を抜け、当事者意識にスイッチを切り替える効果があります。

 例えば、企業で働いているなら、「社長だったらどうするか」を考えてみる。そうすれば、会社の悪口を言っている場合ではないことがわかるはず。


 「自身が心から望んでいない限り、万人向けする道を選んでも何の糧にもならない」と伝える本『答えを探さない覚悟』。特に、これからの道を模索しようとする若いビジネスパーソンの方には、チェックして頂きたい一冊です。


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