1. インドでも無料ネット接続アプリの提供へ。新興国のネット普及に向け、Facebookの動きが加速

インドでも無料ネット接続アプリの提供へ。新興国のネット普及に向け、Facebookの動きが加速

by paz.ca

 「ネットに繋がっていない、残り50億人をネットに繋げる」という壮大な目標の実現に向け、これまで2013年に立ち上げた団体「internet.org」を通じて、タンザニアとケニアに無料ネット接続アプリを提供してきたFacebook。その動きは今年に入り、更に加速しています。

 低速の通信環境でも使用できるFacebookの軽量版アプリのリリースに始まり、コロンビア・ガーナにも無料ネット接続アプリの提供を開始しました。そういった状況の中、今度は成長著しいインドでも無料ネット接続アプリの提供を開始するようです。

Facebook、インドでも無料ネット接続アプリの提供へ

 「ロイター」によると、Facebookはインドの大手通信会社であるリライアンス・コミュニケーションズと提携し、アプリを提供するとのこと。OSは「Android」となっており、Facebookはもちろんのこと、30以上のネットサービスへのアクセスやメッセージサービスも利用できるそうです。

by Johan Larsson

 これまで、アフリカや南米を中心に無料ネット接続アプリの提供を行っていたFacebookですが、今回インドでの提供に動き出した背景には、市場としての可能性、ネット普及率の低さが挙げられるでしょう。

 インドのネット普及率は15.8%と、アジア諸国の中でも最も低い数値となっており、多くの人が未だネットに繋がっていない状況。一方で、インドのインターネット人口は現在、1億2000万人程度いると言われており、その数は今後更に増加していく見込み。非常に大きな可能性を秘めた市場と言えます。

 今後伸びることが確実視されていながら、ネットに繋がっている人が少ない。だからこそ、Facebookはインドでの無料ネット接続アプリの提供を決めたのではないでしょうか?

Googleは低価格スマホの販売に失敗

 ただし、インド市場ではGoogleが低価格スマホの普及に失敗した、という事例も。非常に魅力的な市場ではありますが、そう簡単にネットが普及していくとは思えません。Facebookはどのようにして普及を試みるのか、今後の動向に期待です。

 今年に入り、3ヶ国目の提供となった無料ネット接続アプリの提供。こうしたFacebookの動きを見ていると、数年後、世界中の人が当たり前のようにインターネットに繋がっている。そんな世界が実現していそうですね。

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