1. 東南アジア市場の成長が鈍化 欧州、中国経済の影響がモロに 復活のカギは「原油安」?

東南アジア市場の成長が鈍化 欧州、中国経済の影響がモロに 復活のカギは「原油安」?

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出典:www.flickr.com

 多くの企業が投資し、また進出してきた東南アジア市場。しかし、そんな東南アジア市場の成長にも陰りが見え始めている。

インドネシア、成長率はリーマン以来の低水準に

 インドネシアのGDP(国内総生産)の成長率は前年比5%プラスと一昨年から0.5ポイント下がり、リーマンショックの影響を受けた2009年以来の低成長となった。

インドネシアの去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は、前の年と比べて5%のプラスと、おととしから0.5ポイント下がって、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、最も低い伸び率となりました。

出典:インドネシア 経済成長鈍る NHKニュース - NHKオンライン

 これまでインドネシア経済を支えていた個人消費が伸び悩んだことや、主要取引国である中国の景気の停滞、それに伴う輸出の低迷などが原因であると考えられている。
 
 なお昨年就任した同国のジョコ大統領は経済成長率7%を目標に掲げており、海外からの融資増加のためのインフラ整備などに尽力する構えだ。

欧州、中国経済の影響が東南アジアに波及

 その他、東南アジア諸国の成長も鈍化している。マレーシアやタイも輸出業が不振となり成長の足かせとなっている。この要因として欧州、中国経済の影響が挙げられる。中国経済もここにきて成長に陰りが見え始めているし、欧州経済もギリシャの財政問題などEUとして様々な問題を抱えている。

 欧州を主な輸出先としている中国が欧州経済の不振の影響を受け、そして、今度は中国を主な輸出先としている東南アジア諸国がその影響を孫請け的に受けた形となる。

原油安は東南アジアにとってがプラス影響?

 しかし、昨年から続く世界的な原油安は東南アジア市場にとっては好影響となりそうだ。昨年末、シンガポール市場、クアラルンプール市場が相次いで下落するという影響はあったものの、車やバイクの発展が続く東南アジアにおいて、原油安は消費意欲の向上につながると考えられている。

 東南アジアは若年人口が多く、個人消費が経済の基盤を支えている。原油安を背景に成長を続けられるかがカギとなりそうだ。

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