1. 「起業」という選択を考えたことありますか? 「起業」というキャリア選択で得られるスキルとは

「起業」という選択を考えたことありますか? 「起業」というキャリア選択で得られるスキルとは

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 今の会社に勤め続けてスキルを伸ばす。転職してスキルアップを図る。このようにキャリアの選択肢は様々ですが、あなたは「起業」という選択を考えたことがあるでしょうか? 

 「大変そう」というイメージばかりが先行して、メリットについてはあまり知られていないかもしれません。しかし、もしかしたら起業という選択が、あなたの今後の人生において大きな財産になるかもしれません。

「終身雇用がいい」「大企業に行きたい」安定を求める若者たち

 2014年度新入社員500名を対象とした学校法人産業能率大学の調査によると、「終身雇用を望む」回答が過去最高の76.3%という結果になりました。他にも「大企業への就職志向が強い」と言われているように、安定を求める若者が増加しているようです。

 しかし、見方を変えると、大企業に就職することの方が起業するよりもリスクが大きいかもしれません。なぜなら、起業であれば何事も自分の判断で進められ、自分が正しい選択をすれば、正しい結果が返ってきます。しかし、組織の中では自分の判断だけでは進められないことの方が圧倒的に多いもの。上司や周りの人の判断によって結果は大きく左右されてしまいます。

 また、今は大企業や勢いのある業界であっても、10年後20年後も今と同じ状態である確信など、どこにもありません。世の中は常に変化しており、新しい技術やサービスが次々に生み出され、今あるものを代替していきます。どんな企業であっても、10年後20年後には衰退している可能性が考えられるのです。

 このように、見方によっては起業の方がローリスクであるという考え方も出来るでしょう。では、起業することで得られるメリットとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

起業することで得られるもの

意思決定力を得られる

 起業家はありとあらゆる物事に対して、毎日が意思決定の連続です。全方位的な仕事をする中で、諦めるか否かといった、限界の設定も自分で行わなければなりません。たとえ判断を誤ったとしても、失敗を重ねていく中で、取るべきリスクと取ってはいけないリスクを見極める力を身に付けられるのです。

 組織の中でも、仕事の出来る人は意思決定力のある人が多いもの。迅速な意思決定が出来れば、それだけ他の人よりも早く行動することができ、学べることも多くなります。

諦めない力が身に付く

 諦めるか否かの判断も、起業経験の有無によって変わってきます。組織の中では、個人の一度や二度の失敗は、組織の力でカバー出来ることも多いものです。

 対して起業家は、自分の失敗や困難な状況を自分の力で解決する必要があります。活動する中で、自分が諦めることによって会社が大きく傾いてしまうこともあり得るでしょう。ですから、「どうしたら諦めずに上手く出来るか」についてを考え続けなければならず、結果としてその習慣が身に付きます。

 このような習慣によって、諦めない力が身に付けば、逆境やプレッシャーの中でもプラス面を見出して楽しみながら実力を発揮できるようになるでしょう。

当事者意識が高まる

 会社が倒産しそうになった時、あなたは何を考えるでしょうか? 多くの人が「転職先を探しておこう」「知り合いに話をつけておこう」などと考えることと思います。

 しかし、起業家であれば「何が何でも自分が会社を復活させなくては」と考えるでしょう。このように起業家は、普段から「当事者意識」を持って仕事をしています。

 当事者意識があるかないかによって、普段の仕事に対する価値観も変わってきます。人間誰しも「他者にやらされている」と感じながら物事に取り組むよりも、能動的に取り組んだ方がやる気やエネルギーを発揮でき、生産性が高まるもの。常に能動的に仕事に取り組んでいる起業家は、仕事の中でやりがいを感じられる場面も多くなります。

無難に生きることは失敗することよりも危険

 現在の日本は高度経済成長期とは異なり、成長という尺度で人々は動かなくなっています。若者の多くが「常識通りにそこそこ頑張って無難に頑張っていれば生きていける」と考えているから。

 しかし、これからの世の中では終身雇用制は崩れ、年金支給額は減り、何も考えずに仕事をしていたらたちまち社会から取り残されてしまいかねません。今はなんとかなっていたとしても、10年後20年後に状況が大きく変化した時、何も対処できずに壊滅状態になってしまうかもしれないのです。

 ですから、企業で働くという選択をしても、起業という選択をするにしても、常に将来を見据えて自分の決断に責任を持てる選択をすることが大切でしょう。「無難に頑張っていれば」という考えを捨て、失敗をしながらでも自分の道を自分で切り拓き、市場で生き残るために必要なスキルを身につけていくことが重要です。
 

 確かに起業は究極の自己実現である一方で、何が起こっても全て自分の責任であり、常に成果を出し続けられる努力と覚悟が必要です。しかし、何ものにも代えがたい経験とスキルが身に付くこともまた事実。起業という選択が、あなたのキャリア人生を想像以上に変えるかもしれません。

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