1. キャリア人生を大きく左右するのは20代。充実したキャリア人生のために20代ですべきこと

キャリア人生を大きく左右するのは20代。充実したキャリア人生のために20代ですべきこと

  • 34958views
  • 2fav


 今、20代の人に「今の仕事にやりがいを感じていますか?」と問いかけた時、どれだけの人が自信を持って「はい」と答えるでしょうか? 

 20代前半では与えられた仕事をそつなくこなし、20代後半になると漠然とキャリアに対する不安を抱く。多くの人が、やりがいを感じる暇もなく、何をすべきかわからないまま20代を終えてしまいます。しかし、20代はその後のキャリア人生を左右する大切な時期です。30代以降に、より充実したキャリア人生を築くために20代のうちに何をすべきなのでしょうか?

30代からのキャリア設計では選択肢が狭まる

 株式会社クロス・マーケティングの調査によると、「自分のキャリアについて真剣に考えたことはありますか?」という質問に対して、20代で「ある」と答えたのは4割未満ですが、30代では6割に増加しています。また、全体で見てみると「ある」と答えた人のうち、8割が30代という結果に。

 この結果からも分かるように、20代のうちはなんとなく仕事を続けてきた人も、30代になって将来に不安を覚え、ようやくキャリアについて真剣に考え始める、といった人が多いよう。しかし、30代からのキャリア設計では、20代に比べて選択肢は狭まってしまい、現職の延長線上でキャリア設計をせざるを得ないケースが多発しています。30代から選択では、本当に充実した、やりがいあるキャリア人生が築けるとは言い難いでしょう。

20代のうちにやっておくべき3つのこと

 では、より充実したキャリア人生を築くためには、20代のうちに何をやっておくべきなのでしょうか?

失敗を恐れず、多くの挑戦をする

 これからの長いキャリア人生を考えれば、20代は最初の出発地点に過ぎません。20代は、今後の人生で背負うであろう様々な重荷をきっとまだ抱えていないはず。失敗によってその後の人生が決まるわけではありません。むしろ、20代は人生の中で最も失うものが少なく、他人からも吸収できるものが多い時期です。

 失敗をすればするほど、目標や優先順位の見直しができ、多くのことを学びながら早く成長できます。

 作家の本田健氏の著書『20代にしておきたい17のこと』の中でも、失敗について以下のように記されています。

人生後半の失敗は、経済的にも社会的にも、精神的にも立ち直るのに時間がかかります。しかし、20代ならばいくらでも挽回できます。だから、リスクを取ることを恐れないで、何でも挑戦してみましょう。

 成功した人に話を聞いてみると、彼らのほとんどが10代、20代で大失敗をしています。絶対にその立場にはなりたくないというような、聞いているだけで卒倒しそうな失敗話をよく聞きました。

(中略)

人生で早いうちに大きな失敗をすると、あとはプラス勘定になります。

 逆に、最初から失敗しないように安全な道ばかり選んでいると、失敗もない代わりに、何のドラマもない人生になってしまいます。

出典:人生最大の失敗をするなら20代 (1/4) - ITmedia

情報を収集する

 初めて入社した企業では仕事を覚えることに必死で、外部にまで目がいかないことも多いと思います。しかし、20代の早い段階から社外にも目を向けて情報を収集することは、自分のキャリア選択の幅を広げるうえで非常に重要です。

 なぜなら、転職しようがしまいが組織の中で働く以上、他人と差異化できる部分を明確に持っていなければ、生き残ることは難しいからです。自分には何が出来て何が出来ないのかという「自分の立ち位置」を知らなければ、やりがいのある仕事に辿り着くことも、転職時にアピールすることも出来ません。また、どんなスキルをどれだけ伸ばせばいいのかもわからないでしょう。

 社会における自分自身の価値は、様々な人の働き方や価値観に触れ、今の自分と比較することで把握できるものではないでしょうか? ですから、自分の立ち位置を客観的に知るために、多くの情報を収集することが大切です。

希少性を高めておく

 デジタル技術が進み、今ある仕事が10年後にもあるかわからないこれからの世の中では、「誰でも出来る仕事」はどんどん淘汰されていくことが予想出来ます。どんな仕事に就いていても、どんな会社にいても、市場における希少性を高めておかなけれなければ、必要とされる人材で居続けることは難しいでしょう。

 そこで、自分の仕事と自分の得意分野を掛け合わせることをおすすめします。例えば営業職であれば、プレゼンの技術だったり、対人スキルであったりと自分の強みをとことん伸ばして掛け合わせる。掛け合わせるものの数が多ければ多いほど、希少性は高くなります。そう簡単なことではありませんが、努力次第で希少性を高めることは可能だという訳です。


 20代で失うものなんて何一つありません。充実したキャリア人生を送るためには「まだ20代だから」などと楽観的に考えず、30代以降を見据えて20代のうちから行動することが大切です。「20代は30代以降のキャリアを築くための資産を手に入れる時期」と捉え、様々な場所や物事に思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか?

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する