1. 将来像を描けていない28歳は80%以上。28歳までにやっておきたい「選択と集中のキャリア構築」

将来像を描けていない28歳は80%以上。28歳までにやっておきたい「選択と集中のキャリア構築」

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 社会人になって2~3年。一通りの経験を積んで、人並みに仕事はこなせるようになった。今だけでなく、将来のことも考えてはいる。けれど、「3年後、5年後の将来像が描けない」という人は少なくありません。また、自分の将来像が描けないまま、今の仕事をこなす毎日に不安を感じている人も多いのではないでしょうか?

 では、3年後、5年後に自分の進むべき道を築けるようになるために、今の私たちには何が出来るのでしょうか?

28歳で5年後、10年後の将来像を描けていない人が8割を超える

 28歳の社会人300人を対象にした、株式会社メディアパークの調査によると、「5年後、10年後どんな環境で、どんな仕事をしている、という将来像を具体的に描けていますか?」という質問に対して、85.3%もの人が「描けていない」と回答しています。

 理由としては、「漠然とやりたいことはあっても、具体的にどんな仕事なのかイメージがつかない」「目先の仕事が忙しくて考える暇がない」「世の中がめまぐるしく変化しているので考えても意味がない」といったものが挙げられました。

 28歳といえば、大きな仕事を任されたり、部下を持ったりと様々な経験を積んで、自分の強みや弱みなどがわかってくる年齢にもかかわらず、自分の進むべき道が明確になっていない人がほとんどのようです。

28歳はキャリアの分岐点

 28歳はまさにキャリアの分岐点。28歳の時点で自分の進むべき道が明確になっているか否かで、今後のキャリア人生は決まると言っても過言ではありません。

 このように言える理由は大きく分けて二つあります。まず、「仕事上の実績や人材価値を他人に印象付けられるのは30歳手前まで」ということ。若手の社員として仕事を与えられながら、スキルを身につけられるのはたいてい20代の間だけです。さらに、ビジネスパーソンの能力上の全盛期は、30代前半と言われています。全盛期に力を発揮して理想のキャリア人生を歩めるようにするためには、20代のうちにしっかりと能力の土台を作っておく必要があると言えるでしょう。

 もう一つの理由が、「30歳手前までに人材価値を引き上げておかないと、30歳以降の転職の選択肢が一気に狭まる」ということ。35歳を過ぎると、個人の人材としての価値は下落していく一方で、要求される能力水準が上がります。つまり、それまでの経験やスキルを活かした「即戦力」が求められる、という訳です。

28歳までに自分の可能性の選択と集中を

 このように考えると、本人がどんなに将来進む道を一つに決めていようといなかろうと、いずれ一つに決めなくてはならない時が訪れるのです。であれば、勇気のいることではありますが、28歳までに自分の方向性の選択と集中投資をしておいた方が今後のキャリア人生を豊かなものに出来るのではないでしょうか?

 自分の方向性の選択とは、「自分の職を決める」ということです。これは、業界や会社ではなく、もっと狭い範囲の具体的な仕事の内容やスキルのこと。自分の今までの仕事人生を振り返れば、自分が求められてきた役割や自分の強みが見えてくるはずです。
 
 例えば、銀行員であれば、個人相手なのか法人相手なのか、海外部門なのか市場部門なのか、さらにはシステムやコンプライアンスといった専門分野なのかといったことから、自分の職を選択します。また、マネジメント経験などがあれば、プレイヤーとしての能力が高いのか、マネージャーとしての能力が高いのかといったことから自分の強みを明確に持っておくことも大切です。

 このように、自分の可能性の選択が出来たら、あとは残りの時間と労力を集中的に投資します。早めの選択をすれば、自分のスキルアップにつながるように仕事の仕方を工夫したり、資格の勉強をしたり、可能性を実現するために転職をしたり、といったことが可能になります。


 どんな場所でも求められる人材になるために必要なのは、業界や会社にとらわれないスキルや自身の強みです。ご自身のキャリア人生を豊かなものにすべく、「まだ20代だから」などと楽観視せず、是非、早いうちから自分の可能性の選択と集中を行ってみてはいかがでしょうか?

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