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年齢や立場は理由にならない。部下に尊敬される上司に必要なのは「成長し続ける努力」

Rio

2015/02/11(最終更新日:2015/02/11)


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 職場では年齢も立場も様々な人たちが一緒に働いている。年齢や立場の違いがある中で上司と部下が上手く関係を築いていくのは難しいもの。

 しかし、上司の立場にある人であれば、出来れば部下には尊敬されたいと願うものだろう。では、尊敬される上司になるには、どうすればいいのだろうか?

部下がついていきたくない上司とは?

 部下がついていきたくない、と思う上司の特徴の一つに「上昇志向がない」というものが挙げられる。

 もし、自分の会社の社長が「私はもう会社を成長させられない」などと後ろ向きな発言したら、きっと多くの社員が「この会社にいて大丈夫なのだろうか」と思うことだろう。このように、社長が上昇志向を持っていない会社では、この先働き続けられるのだろうかと不安になってしまうはずだ。

 社員は入社してから一つずつ仕事を覚え、成長していく。中でも、「もっと成長したい」と思っている社員は自主的に様々な勉強をしており、自分なりの考え方や意見も持っている。そのような高い志を持った部下は、上昇志向のない上司に対して「部下の自分が勉強しているのに、どうして上司のこの人は勉強しないのだろう」と感じてしまうのだ。

尊敬されるためには停滞しないこと

 尊敬されるためには「停滞せず、常に成長をし続ける努力」が必要となる。確かに、年を重ねるごとに、物事を覚えにくくなったり、若い時ほど頭の中で情報を整理しにくくなったりする。

 しかし、業界の最新情報や幅広い知識を持っている上司は尊敬される。常に学ぶ姿勢を忘れない上司を見て、部下も「自分もこの人のようになろう」と思い、勉強を始めたりすることも。学びの姿勢を常に忘れずに、成長し続ける上司こそ、部下にとって良いロールモデルとなる。

実力主義だからこそ上司は成長すべし

 成長する上司が尊敬される理由は、以前よりも世の中が実力主義になってきていることにある。以前であれば、同じ会社に長く勤め、勤続年数が長ければさほど実力がなくても自然と昇進出来た。

 しかし、現在の企業は実力を重視しており、新社会人でも高い技術力や知識を身に付けている場合が多い。実力主義を理解している彼らは、より多くの知識を吸収しようと努めるため、年功序列で生きてきた上司が何だか不自然に見えてしまうのだ。実力主義を理解している彼らに尊敬される上司になるためには、まずは世の中の流れが実力主義であることを理解し、実力を高めるための努力を惜しまないことである。


 大企業の社長やカリスマ性のある上司を見ていると、彼らの多くは自らも成長し続ける努力を欠かさない。部下に尊敬されるためには年齢や立場を理由にせず、様々な知識や情報を吸収し続ける努力を忘れないことが大切だと言えるだろう。

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