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「やり切った」と言えなければどこでも同じです。キャリアの可能性を広げる「やってみる」ことの大切さ

Rio

2018/09/21(最終更新日:2018/09/21)


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「やり切った」と言えなければどこでも同じです。キャリアの可能性を広げる「やってみる」ことの大切さ 1番目の画像
出典:www.flickr.com

 入社1年目の頃は日々、仕事を覚えるだけで精一杯だった。だが、入社から2~3年経った今では、一通りの仕事を覚え、自分の将来について考える余裕も少しずつ出てきた。そんな時、ふと「これからも今の仕事を続けるべきなのだろうか?」「本当に自分に向いている仕事って何なのだろうか?」と考え、漠然と転職を考える人も多いはずです。

 こんな時、本当に転職することが最善の選択だと言えるのでしょうか?

理想の仕事なんてない

 新卒入社3年以内の離職率が35%といったデータもあるように、ここ数年で「この会社は自分に合わない」「この仕事は自分に合わない」という理由で、会社や仕事に不満を持って辞めていく人が増加しています。では、本当に自分に合う、理想の会社や仕事は存在するのでしょうか?

 結論を言うと、自分の理想を完全に体現する会社や仕事なんて存在しないものです。と言うのも、理想はあくまでも理想であって、自分が今の時点で「理想の会社だ」「理想の仕事だ」と思っていても、実際の経験がなければ単なる想像でしかなく、実態は全く分からないからです。

 ですから、自分のイメージや想像で安易にキャリアチェンジを図るのは、非常に危険な選択だと言えるでしょう。

とりあえずやってみることの大切さ

 キャリアについて考えることは大切です。しかし、「本当にこの仕事を続けるべきなのだろうか?」などと考えながら仕事をするくらいなら、それを振り払うように目の前の仕事に全力で向かってみるべきです。 

 人間は経験がないことに対して、自分の好き嫌いや向き不向きを考えることは出来ません。目の前の仕事に一生懸命取り組む中で、他人から認められたり、より大きな仕事を任されたりする喜びを知り、新たにやりたいと思える仕事が生まれてくるものです。

 それが新たに生まれてきた時、今の職場で実現出来る方法があれば、職場を変える必要はありません。逆に、「今の職場ではどう頑張っても実現出来そうにない」と思った時は、キャリアチェンジを図れば良いのではないでしょうか?

 ですから、まずは今の職場で出来る限りの経験を積むことを考えるべきです。

実力以上の仕事こそ自分の選択肢を広げるチャンス

 実力以上の仕事を任された時、「失敗したらどうしよう」「出来る限り、責任は負いたくない」などと考え、及び腰になってしまう人も多いでしょう。しかし、自分の実力レベルの仕事ばかりしていても、実力を引き上げることも、キャリアの選択肢を広げることも出来ません。
 
 実力以上の仕事を任され、実際に取り組む中でこそ、新たに自分のやりたいことに出会えることもありますし、その後に自信もついてくるはずです。「自信がないから」などという理由で実力以上の仕事を断ってきた人は、自分の選択肢を広げるチャンスだと捉え、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか?


 あなたは今の仕事を日々、「やり切った」と断言出来ますか? 安易に「自分に向いていないから辞める」という選択をするのではなく、まずは今の職場で目の前の仕事をとりあえず全力で取り組んでみるべきです。そうやって一つ一つ経験を積んだ後で、改めて今後のキャリアについて考える機会を設けてみてはいかがでしょうか?

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 目の前のことをコツコツ続けることが、キャリアアップへの近道になることは間違いない。そのうえで、今の職場ですべきことはなくなった、やり切ったといえるのであれば、転職を検討してもいいだろう。

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