1. Amazon、イスラエルの半導体企業を買収。データ通信を高速化し、AWSを強化することが目的か

Amazon、イスラエルの半導体企業を買収。データ通信を高速化し、AWSを強化することが目的か

by kodomut

 AppleやFacebookが積極的にベンチャー企業の買収に乗り出すなど、最も注目を集めているといっても過言ではないイスラエル。先日、Dropboxも新興企業である「CloudOn」を買収し、研究開発センターを設立する計画を打ち出しており、その注目は増すばかり。

 そんな注目を集めるイスラエルで、Amazonも半導体開発企業「Annapurna Labs」の買収に着手しました。

世界最大級のデータセンターを運用する「Amazon」

 「Annapurna Labs」は、データセンター向けの通信システムと処理プラットフォームを開発している企業。イギリスのReutersによると、今回の買収はAmazonのデータセンターをさらに高速かつ効率的に運用するためのものとされています。

 また、アメリカ国外にデータセンターを増設することで、リスクを分散する狙いも。2014年にマイクロソフト、IBMなどが日本国内にデータセンターを設置したことからも、国外にデータセンターを設置する動きが加速しているようです。

「Amazon Web Services」を強化するためか

 さらに、今回の買収でAmazonが提供するクラウド環境サービス「Amazon Web Services(AWS)」を強化するためとも言われています。現在、AWS は世界190ヵ国の数十万に及ぶ企業に活用されており、先行サービスの「Googleドライブ」、Appleの「iCloud」に迫る勢い。

 日本でも2万社を超える企業に導入されており、顧客数を急激に伸ばしています。このAWSのサービスをより高速で効率的なサービスにするために、今回の買収に踏み切ったと見られています。


 世界最大級のデータセンターを運用するAmazon。データセンターの観点から見ると、MicrosoftやIBMに一石を投じた形に。また、データ通信の高速化によって、Google、Appleのクラウドサービスを追い越したいという思いも伺えます。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する