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キャリアの棚卸し、してみませんか? 自分のスキルを客観的に判断するポイントは「数値化」\

Rio

2018/08/31(最終更新日:2018/08/31)


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キャリアの棚卸し、してみませんか? 自分のスキルを客観的に判断するポイントは「数値化」 1番目の画像

 あなたは今の自分に何が出来て何が出来ないか、すなわち自分のスキルを把握できていますか? 「言われてみれば、自分に出来ることって何だか分からない」「私にはアピールできるほどのスキルなんてない」という方も多いことと思います。

 そんな方は、キャリアの棚卸しをして自分のスキルを把握することで、転職や日々の仕事のスキルアップに活かしたりと、よりキャリアを充実させられるかもしれません。

自分のスキルをわかっていない人は多い

 自分の強みや弱み、身に付けた知識や資格など、自分のスキルを把握出来ておらず、悩んでいる人も多いようです。しかし、自分のスキルを自分で把握出来ていなければ、転職する際に自分の実績を相手に伝えることは出来ません。また、日々の仕事においても、どんな部分を伸ばし、逆にどんな部分を埋めていくべきなのかわからず、目的のない状態で仕事をすることになってしまいます。

 では、自分のスキルを把握出来るキャリアの棚卸しとはどんなものなのでしょうか?

まずは書き出して、自分を掘り下げる

 まずは、自分自身のここ2~3年を振り返り、自分が関わってきた仕事を書き出してみてください。些細なことでも、思いつく限り自分が関わった仕事を書き出してみてください。例えば、部下のマネジメントをしたというチーム単位の話でも、企画書の作成といった個人単位の話でも構いません。そしてその仕事を「好きあるいは得意」「嫌いあるいは苦手」といったように分類してみてください。

 このようして仕事の実績を振り返ると、成果を得るために担った役割や、そこで心がけていたことも可視化され、意外な自分の強みが見えてきます。また、失敗した仕事を書き出すことも大切です。失敗から学ぶことはきっとありますし、また得ることの出来たスキルがあれば、それもあなたのキャリアには大きな影響を与えているからです。

 ここで必ずやって欲しいのは、「紙に書き出す」ということ。頭の中で考えているだけでは、なかなか思いつかないものです。書き出すことで関連する事例を思い出したり、考えが広がったりと、より深いレベルで自分のスキルを把握することが出来ます。

ポイントは「数値化」すること

 ここまでは「好きあるいは得意」「嫌いあるいは苦手」といったように、主観で判断してきました。しかし、転職や日々の仕事の目標設定に活かすためには、さらに客観的な視点が必要となります。そのために次にすべきことは「仕事の数値化」です。

 例えば、「部下のマネジメントをした」という仕事であれば、部下は何人いるのか、全体でどれくらいの売り上げを出しているのか、前期と比べてどのくらい売り上げを伸ばしているのかといったことを数値化します。さらに、部下のマネジメントの場合、部下の売り上げや業績も自分のマネジメント能力を図る基準となりますので、数値化しておきます。

 事務職だったり、個人での作業が多く、数値化出来ないと思う方もいるかもしれません。しかし、電話対応一つ取っても一日に何本取っているのか、どのくらいのスピードで取っているのかといったことは数値化出来るでしょう。

 このように、数値化することで客観的な事実が明らかになり、転職の際などに自分の能力を伝えやすくなります。また、日々の仕事においても数値化することで自分の足りない部分がより明確になり、目標設定がしやすくなります。


 繰り返される日々の仕事をこなす中で、自分のスキルを客観的に判断し、人に伝えられる形にするというの想像以上に難しいものです。将来の転職に備えて、また、日々の仕事のスキルアップのために、これを機にキャリアの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか?


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 少しずつ転職を考え始めているという人は、自分一人で今後のキャリアのことを考えるのもいいが、転職のプロに相談してみるのもオススメだ。

 現在の自分のスキルでは何が不足しているのか?客観的に見るとどんなスキルがあるのか?キャリアアドバイザーに相談することで、初めて見えてくることもあるだろう。

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