1. ロールモデル探しがあなたの歩みを止めている?! キャリア形成のヒントは目の前にあるかもしれない。

ロールモデル探しがあなたの歩みを止めている?! キャリア形成のヒントは目の前にあるかもしれない。

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 「ロールモデルがおらず、自分の将来のキャリアが見えない」ーこのように語る20~30代の女性は少なくありません。確かに、仕事だけでなく結婚や出産など、ライフイベントによって大きく左右される人生に対して、多くの女性が漠然とした不安を抱えてしまうのも無理はないでしょう。

 しかし、仕事だけでなく生き方や言動に至るまで、全てにおいて自分のお手本になる人物など見つける方が難しいものです。また、ロールモデルを見つけることにこだわりすぎると、貴重な時間を無駄にしてしまいます。

 今あなたが、「ロールモデルを作らなくては」と必死になってしまうくらいなら、必ずしもロールモデルは必要ないかもしれません。

完璧なロールモデルなんていなくていい

 現代の働く環境の変化は激しいものです。今、仮にロールモデルがいても、その人が3年後5年後にもロールモデルである保証はどこにもありません。今後、時間ではなく、成果で評価される働き方にシフトしていくことが予想されるように、働き方自体が日々変化しているからです。

 雇用機会均等法とバブル経済で、女性の総合職採用が進んでからわずか30年。バブル崩壊による採用抑制や大卒女子の増加など、女性の働き方の変化は特に目まぐるしいものです。さらに、ベテランの女性総合職はまださほど多くなく、厚生労働省の調査によれば、現在の50歳代の大卒女性労働者は、男性の1/10にも満たないとか。

 このような状況では、全てにおいて完璧なロールモデルなどいなくても無理はないでしょう。

ロールモデルを細分化する

 前述したように、全てにおいて完璧なロールモデルなどいなくて当たり前です。しかし、手本となる人を持つことは仕事や生活をする上で大きなモチベーションを生み出します。そのために、ロールモデルを細分化してみるのはいかがでしょうか?

 例えば、「あの人の仕事に対する姿勢に憧れる」「あの人の子育てへの考え方を参考にしたい」といったように、様々な人の一部分だけを切り取って、その分野のロールモデルとするのです。そのように考えると、ロールモデルが必ずしも上司である必要はありません。自分が目指したい姿、考え方を持った人物であれば、同僚でも、両親でも、友人でも構わないです。

悩みすぎず、まずは目の前のことを楽しむ

 それでも完璧なロールモデルを持てないことに不安を感じるのであれば、「悩みすぎず、まずは目の前のことを楽しむ」ことをお勧めします。

 『Facebook』のCOO(最高執行責任者)であるシェリル・サンドバーグ氏が「女性たちは目に見えない子どもを背負って、ジョブハンティングしている」と語っているように、多くの女性たちが将来の出産時に「仕事と育児の両立が出来るか不安」という悩みを抱えています。

 しかし、育児をしながらでも仕事を続けたいのであれば、実際に出産したら、仮にロールモデルがいなくても自力で両立するしかありません。そのような状況になった時に初めて、どのような制度を利用すれば両立が可能なのか、会社に希望を伝えられないだろうか、といったように具体的な対策が浮かんでくるものです。

 今から仮定の未来への不安に縛られすぎて、自分の可能性を狭めてしまうのは非常に勿体ないこと。であれば、目の前のことを楽しみ、様々な人の考え方や価値観に触れる中で、自身のキャリア形成のヒントを得ていくべきです。


 女性の働き方は今もなお変化し続けており、体系化されていません。自らが活躍出来る場や環境を、自ら切り開いていくことが求められています。

 だからこそ、受け身の姿勢でロールモデルがいないことを嘆いたり、まだ見ぬ未来の可能性を自身で狭めたりすることなく、自身のキャリアは自身で築いていくべきなのではないでしょうか?

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